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赤ちゃんの夜泣き、月齢別の原因と今夜から試せる対処法

対象の目安: 0〜1歳ごろ

カナデ発達・おでかけ担当
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赤ちゃんの夜泣き、月齢別の原因と今夜から試せる対処法

「また夜中に泣き始めた」「もう何時間も寝られていない」——夜泣きに悩む保護者からの相談は、育児の中でもとくに多いものの一つです。夜泣きには月齢ごとに異なる背景があり、原因を知っておくと対応の見通しが立てやすくなります。この記事では、月齢別の夜泣きの原因と、今夜から試せる対処法を整理しました。

月齢別・夜泣きの原因と特徴(早見表)#

月齢の目安主な原因・背景特徴
0〜2か月空腹、おむつ、体温調節未熟欲求が主。お腹が空いたら授乳が基本
3〜4か月睡眠サイクルの変化浅い眠りが増え、覚醒しやすくなる時期
5〜6か月昼間の刺激、分離不安の芽生え活動量が増えて脳が興奮しやすい
7〜9か月分離不安のピーク、歯の生え始め親の姿が見えないと泣く、歯茎の不快感
10か月〜1歳発達の加速(はいはい・つかまり立ち)、夜間授乳の習慣運動発達が急激で興奮が持ち越しやすい

個人差は大きく、月齢通りに当てはまらないことも多いです。「最近急に夜泣きが増えた」と感じたら、その時期の発達の変化と照らし合わせてみてください。

月齢別の深掘りと対処法#

0〜2か月:まず基本的な不快を取り除く#

新生児期の泣きは、空腹・おむつ・暑さ寒さ・衣類の締め付けなど、はっきりした「不快」が主な原因です。泣いたらまず以下を確認してください。

  1. 1

    空腹の確認

    最後の授乳から時間が経っていれば授乳を。母乳育児の場合、新生児期は1〜3時間おきの授乳は自然なことです。
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    おむつの確認

    濡れているか、うんちが出ているかをチェックして交換します。
  3. 3

    室温・衣類の確認

    室温は20〜23℃を目安に。衣類は大人より1枚少なめが目安といわれています。背中や首もとを触って汗をかいていないか確認してください。
  4. 4

    体調の確認

    38℃以上の発熱、嘔吐、ぐったりしているなどの症状があれば医療機関へ。

3〜4か月:睡眠サイクルの変化と向き合う#

生後3〜4か月ごろは、睡眠のリズムが新生児型から変化し始め、浅い眠りと深い眠りが交互になってきます。浅い眠りのタイミングで覚醒して泣くことが増えるのは、発達上自然な変化です。

この時期は「完全に泣き止ませよう」とするよりも、眠れる環境を整えて、覚醒してもまた眠れるよう促すことが助けになります。

「3か月になった途端に夜中に何度も泣くようになり、一時的に夜泣きが増えたと感じる声はとても多いです。睡眠のリズムが変わる時期なので、しばらくすると落ち着いてくることが多いようです。」
3か月ごろの保護者

寝室の明るさを抑え、就寝前のルーティン(授乳→部屋を暗くする→子守歌など)を一定にすることで、「眠る時間」のサインを伝えやすくなります。

5〜6か月:昼間の刺激を整える#

離乳食が始まる頃でもあり、新しい味・食感・刺激が増える時期です。昼間に受けた刺激が夜間に処理されて興奮が続くことがあります。

夕方以降は静かな遊びにし、就寝1〜2時間前から照明を落として「夜の準備」を整えるだけで、入眠がスムーズになることがあります。

7〜9か月:分離不安と添い寝の関係#

ハイハイや座位が安定してくるこの時期は、「人見知り」「後追い」とセットで分離不安が高まります。夜も同じことが起こり、眠っていても親の気配が感じられなくなると泣いて呼ぶことがあります。

また、歯が生え始める子も多く、歯茎の痛みや違和感が夜泣きの一因になることがあります。昼間に冷やしたタオルをかませるなど歯茎のケアを試してみてください。

メモ

添い寝・添い乳をすることで夜中の授乳が習慣になり、結果的に夜泣きが増えることがあります。添い寝での授乳については、SIDSリスクとの兼ね合いもあるため、小児科や保健師に相談しながら自分たちのやり方を見つけてください。

10か月〜1歳:運動発達の興奮と夜間授乳の習慣#

はいはいやつかまり立ちが活発になるこの時期は、昼間の運動量が増える一方で、夜間に覚醒したとき授乳なしでは眠れない習慣ができやすいです。

日中の運動で体を十分に使わせ、就寝前に授乳しすぎないよう調整することで、夜間の目覚め後に自分で眠れるようになってくる子も増えます。ただし、急に授乳をやめると泣きが増えることもあり、徐々に慣らすのが現実的です。

安全な睡眠環境について#

夜泣き対策と並行して、安全な睡眠環境を整えることは非常に重要です。

注意

乳幼児突然死症候群(SIDS)を防ぐために、以下の点を守ってください。1歳になるまでは仰向けに寝かせる。煙草の煙にさらさない。柔らかい寝具(羽毛布団・ぬいぐるみ等)をそばに置かない。これらは厚生労働省がSIDSのリスク低減として案内している対策です。

厚生労働省「乳幼児突然死症候群(SIDS)について」より

夜泣きがつらいとき#

「毎晩何度も起こされて、もう限界と感じる。自分が悪いのかと思ってしまう」という声は非常に多く聞かれます。夜泣きは保護者の育て方のせいではなく、発達の過程で多くの赤ちゃんに起こることです。
夜泣きに悩む保護者

夜泣きがひどい時期は、交代で対応する、一時保育を利用する、夜中に一人でがんばりすぎないといった「保護者自身のケア」も大切です。自治体の子育て相談窓口や助産師・保健師に相談するのも有効な手段です。「こんなことで相談していいのか」と思わず、気軽に連絡してください。

よくある質問#

夜泣きはいつごろ落ち着きますか?
個人差が大きく「この月齢で必ず落ち着く」とはいえません。一般的に1歳を過ぎるころから徐々に減ってくる子が多いですが、2歳まで続く子もいます。
泣いてもすぐに抱かないほうがいいですか?
月齢や状況によります。低月齢のうちは泣いたらすぐ反応することが愛着形成に大切とされています。1歳前後になると、少し待ってみて自分で眠れるか確認するアプローチを取る場合もあります。やり方に正解はなく、家族に合った方法を選んでください。
夜間断乳すると夜泣きが治りますか?
夜間授乳の習慣が夜泣きの一因になっている場合は改善することがあります。ただし、すべての夜泣きに効くわけではなく、タイミングや方法は子どもの様子に合わせて慎重に進めることが大切です。
おしゃぶりは夜泣き対策に効果がありますか?
入眠を助けるという声もありますが、おしゃぶりが外れたときに目を覚ます原因にもなります。使う場合は月齢と使い方に注意し、小児科や歯科に相談してください。
病院に連れて行くタイミングはいつですか?
38℃以上の発熱、ぐったりしている、嘔吐・下痢が続く、いつもと異なる泣き方が続くといった場合は小児科を受診してください。単なる夜泣きで受診の必要はありませんが、気になる症状が重なるときは迷わず相談を。
双子や兄弟に夜泣きが伝染します。どうすればいいですか?
一人が泣くともう一人が起きてしまう状況はとても消耗します。寝室を分ける、素早く対応して他の子が起きる前に泣き止ませるなどの工夫が現実的ですが、根本的な解決は難しいため、保護者が交代で対応できる体制を作ることが大切です。

まとめ#

夜泣きは多くの赤ちゃんが通る発達の過程です。月齢に合わせた視点を持つだけで、「何をしても無駄」という感覚が少し和らぐことがあります。

夜泣き対応チェックリスト

  • 空腹・おむつ・室温・衣類の不快を確認した
  • 睡眠環境の安全(仰向け・煙草なし・柔らかい寝具なし)を整えた
  • 就寝前のルーティンをできるだけ一定にしている
  • 夕方以降は刺激を少なくする工夫をしている
  • 保護者が交代で対応できる体制をつくっている
  • 限界を感じたら相談窓口を使う

それでも改善しない、体調が気になるという場合は、自治体の保健師や小児科への相談を検討してください。一人で抱え込まないことが、長い夜泣き期間を乗り越える一番の近道かもしれません。

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出典・参考

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