育児の時間
絵本・おもちゃ

0歳から始める読み聞かせ入門——いつから・どんな絵本を選べばいい?

対象の目安: 0〜1歳ごろ

サキ知育・あそび担当
・ 約5分で読めます
0歳から始める読み聞かせ入門——いつから・どんな絵本を選べばいい?

「まだ言葉もわからないのに、読み聞かせて意味あるの?」と思うかもしれません。でも、0歳の赤ちゃんも声のリズムや絵の動きをちゃんと感じています。難しく考えなくても大丈夫——まず1冊、親子で声を出して楽しむことから始めてみましょう。

月齢別おすすめ絵本の早見表#

赤ちゃんの視覚・認知の発達に合わせて、絵本の選び方も少しずつ変わります。

月齢発達の目安絵本の特徴
0〜3か月明暗・コントラストに反応白黒・黒×赤など高コントラストの絵、シンプルな形
4〜6か月カラー認識、音への反応はっきりした色・繰り返しのリズム・短い文章
7〜9か月指差し・模倣が始まる絵と言葉が対応したもの、親しみやすいキャラクター
10〜12か月「いないいないばあ」を楽しむ参加型・仕掛け絵本、繰り返しが多いもの

絵本選び3つのポイント#

ポイント1: はっきりした絵・色#

生後6か月ごろまでの赤ちゃんの視力は0.1程度で、ぼんやりしたパステルカラーより、輪郭がくっきりしたコントラスト強めの絵が目に入りやすいとされています。低月齢のうちは、白黒や赤・黒・白の3色程度でまとめられた絵本が視線を引きつけやすいです。

ポイント2: 繰り返しのリズム#

「だるまさんが…どてっ」「ぽん、ぽん、ぽん」のように、同じ音やフレーズが繰り返される絵本は、赤ちゃんが「次はこうなる」と予測して楽しめます。月齢が低くても、声のリズムそのものを心地よく感じます。

ポイント3: 丈夫なつくり#

低月齢はとにかくなめる・しゃぶる・引っ張るがセットです。厚紙でできたボードブックは、ページをなめても安心で、親の負担も減ります。紙が薄い絵本は「破られそう」というストレスから読み聞かせが億劫になることもあるので、最初の1冊はボードブックが向いています。

読み聞かせの始め方ステップ#

  1. 1

    時間と場所を決める

    毎日同じタイミング(授乳後・寝る前など)に読むと習慣になりやすいです。明るすぎず静かな場所で、赤ちゃんを膝の上や隣に座らせて。
  2. 2

    絵本を赤ちゃんの目線の高さに持つ

    視力がまだ弱い時期は、20〜30cm程度に近づけて持つと絵が見えやすくなります。ゆっくりページをめくりながら、絵を指差しして見せてあげましょう。
  3. 3

    声に出してゆっくり読む

    抑揚をつけてゆっくり読むと、赤ちゃんは声のリズムを楽しめます。つっかえたり噛んでも気にせず、楽しい声で読み続けましょう。
  4. 4

    反応があれば一緒に楽しむ

    笑ったり声を出したり、手を伸ばしたりしたら、「そうだね、〇〇だね」と応答してあげましょう。こうした応答のやりとりが親子の絆につながります。

安全に使うための注意#

注意

ボードブックや布絵本でも、ページの角や留め具に注意してください。特に0〜6か月は口に入れることが多いため、汚れたらすぐ拭ける素材かどうか確認を。布絵本は洗える素材のものを選ぶと衛生的に使えます。

よくある声#

全然見てくれない、すぐ違う方向を向いてしまう…という声はよくあります。反応がなくても、声を聞いていないわけではありません。まずは「親が楽しんで読む」ことを優先してください。
0〜1歳児の保護者
同じ絵本ばかり求めて、毎日同じページをめくる繰り返しになります、という相談も多いです。同じ本を繰り返すことは赤ちゃんにとって心地よく、語彙や記憶の発達にもつながると考えられています。新しい絵本を無理に増やさなくて大丈夫です。
0〜1歳児の保護者

よくある質問#

読み聞かせはいつから始めればいいですか?
生まれた直後から始めてかまいません。言葉の意味はわからなくても、親の声のリズムや表情を感じています。始める時期が早ければ早いほど良いというわけではありませんが、早めに始めること自体に特別な弊害はありません。
一度に何冊読めばいいですか?
1冊でも十分です。低月齢のうちは集中力が短いので、1〜2分で読み終わる短い絵本を1冊繰り返すだけでもOKです。
読み聞かせの効果はいつ頃から出ますか?
効果がいつから現れるかは個人差があり、一概には言えません。ただ、読み聞かせを継続することで、語りかける機会が増え、言葉に触れる体験が豊かになるという面はあります。
絵本を噛んだり破ろうとします。止めた方がいいですか?
口に入れたり引っ張ったりするのはこの時期の自然な探索行動です。破れにくいボードブックや洗える布絵本を選ぶと、気にせず持たせられます。
寝かしつけに読んでも問題ないですか?
就寝前の読み聞かせはルーティンとして効果的です。ただし、興奮するような内容より落ち着いた絵本を選び、電気を少し暗めにして読む方が入眠しやすくなります。

まとめ#

0歳の読み聞かせデビュー確認リスト

  • 月齢に合ったコントラストのある絵本を1冊選ぶ
  • 毎日同じタイミングに短く読む習慣をつける
  • 完璧に読もうとせず、親子で楽しむことを優先する
  • 同じ本を繰り返し読むことに罪悪感を持たない
  • 反応がなくても続ける——声は届いている

読み聞かせの続け方や、具体的な絵本選びについてはこちらの記事もあわせてどうぞ。

あわせて読みたい

0〜2歳に人気の定番絵本3選|はじめての一冊・プレゼントにも

あわせて読みたい

読み聞かせの始め方|0〜3歳が夢中になる進め方とコツ

この記事をシェア

関連する記事