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3〜5歳が食べやすい野菜料理レシピ5選|野菜嫌いの突破口に

対象の目安: 3〜5歳ごろ

レナ食事・離乳食担当
・ 約8分で読めます
3〜5歳が食べやすい野菜料理レシピ5選|野菜嫌いの突破口に

「野菜は全部よけてしまう」「にんじんだけは絶対食べない」。3〜5歳の野菜嫌いに悩む方はとても多いです。この時期の子どもが野菜を食べやすくなるには、「どう調理するか」がひとつの鍵になります。味付け・食感・見た目の工夫で食べられるようになることもあるため、ここでは家で試しやすいレシピを5つ紹介します。

幼児が野菜を好みやすい調理の共通ポイント#

調理のポイント理由
加熱して甘みを引き出す熱で細胞壁が壊れ、糖分が感じやすくなる
苦みのある野菜はごまや味噌と合わせる風味でえぐみがマスクされ食べやすくなる
見た目を小さく・均一にする食感・量の予測ができ、口に入れるハードルが下がる
好きな食材と組み合わせる親しみのある味が安心感につながる
一緒に準備する工程を入れる「自分が作った」という関与が食欲に影響する

5つのレシピ#

レシピ1:にんじんのグラッセ風煮(甘め・ほっくり)#

材料(2〜3人分)

  • にんじん 1本(約150g)
  • 水 100ml
  • バター 5g(小さじ1)
  • きび砂糖またはてんさい糖 小さじ1

作り方

  1. 1

    にんじんをカットする

    1cm厚さの輪切り、または花形に型抜きします。花形にすると子どもが「可愛い」と興味を示すことがあります。
  2. 2

    柔らかく煮る

    鍋ににんじん・水を入れ、ふたをして中火で10〜12分煮ます。竹串がすっと通るまで煮てください。
  3. 3

    仕上げる

    水分が少なくなったらバターと砂糖を加え、絡まるように混ぜて1〜2分煮ます。バターの風味と甘みがにんじんの苦みをカバーします。

塩分は使わないか、ごく少量にとどめます。バターの風味で十分おいしく仕上がります。

レシピ2:ほうれん草のごま和え(風味でえぐみ対策)#

材料(2〜3人分)

  • ほうれん草 1束(約200g)
  • すりごま 大さじ1
  • しょうゆ 小さじ1(幼児食は通常の半量を目安に)
  • みりん 小さじ1(十分加熱してアルコールを飛ばす)

作り方

  1. 1

    ほうれん草を下茹でする

    ほうれん草はアク(えぐみ)が強いため、しっかり茹でてから2〜3分水にさらします。これがえぐみを減らすポイントです。
  2. 2

    水気をしっかり絞る

    水気が残ると和え衣が薄まります。ペーパーで包んで絞るか、束にして手でしっかり絞ります。
  3. 3

    1〜2cm幅に切る

    幼児が食べやすい長さに切ります。長いと口の中で扱いにくくなります。
  4. 4

    ごまと調味料で和える

    すりごまにしょうゆ・みりんを混ぜ、ほうれん草を和えます。ごまの風味がえぐみを包んで食べやすくなります。

ヒント

みりんは必ず加熱してアルコールを飛ばしてから使います。電子レンジで20〜30秒加熱するか、小鍋で一度煮立てます。

レシピ3:かぼちゃのスープ(なめらか・甘み強め)#

材料(2〜3人分)

  • かぼちゃ 150g(皮を除いた重量)
  • 玉ねぎ 1/4個
  • 水または野菜だし 200ml
  • 牛乳または豆乳 100ml
  • バター 5g

作り方

  1. 1

    かぼちゃと玉ねぎをやわらかく加熱する

    かぼちゃは電子レンジまたは蒸し器でやわらかくなるまで加熱。玉ねぎは透き通るまで炒めるかレンジで加熱します。
  2. 2

    ブレンダーまたはミキサーで滑らかにする

    かぼちゃ・玉ねぎ・水(またはだし)を合わせてブレンダーで滑らかにします。
  3. 3

    鍋に移して温める

    鍋に入れ牛乳を加えて中火で温めます。沸騰直前でバターを加えて溶かします。

かぼちゃの自然な甘みがあるため、塩分は最後に少量加えるか省いても風味が損なわれません。

レシピ4:ブロッコリーのチーズ焼き(香ばしさで苦みカバー)#

材料(2〜3人分)

  • ブロッコリー 1/2株(約150g)
  • ピザ用チーズ 30g

作り方

  1. 1

    ブロッコリーをやわらかく茹でる

    小房に分けて塩なしで茹でるか、電子レンジで600W・2分加熱します。少しやわらかめにすると食べやすいです。
  2. 2

    耐熱皿に並べてチーズをかける

    茹でたブロッコリーを皿に並べ、ピザ用チーズを全体にかけます。
  3. 3

    オーブントースターで焼く

    オーブントースターで3〜5分、チーズに焼き色がつくまで加熱します。香ばしい香りが食欲を刺激します。

チーズの塩気と香ばしさがブロッコリーの苦みをマスクし、子どもが食べやすい味になります。

レシピ5:さつまいもとりんごのレモン煮(おやつにも使える)#

材料(2〜3人分)

  • さつまいも 1本(約200g)
  • りんご 1/4個
  • 水 150ml
  • レモン汁 小さじ1

作り方

  1. 1

    さつまいもとりんごを切る

    さつまいもは1cm厚さの輪切り、りんごは皮をむいてさつまいもと同じくらいの大きさに切ります。
  2. 2

    一緒に煮る

    鍋にさつまいも・りんご・水を入れ、中火で15〜20分やわらかくなるまで煮ます。
  3. 3

    仕上げにレモン汁を加える

    火を止めてからレモン汁を加えます。さっぱりした風味が加わり、さつまいもの甘みとバランスがよくなります。

砂糖不使用でさつまいもとりんごの自然な甘みだけでおいしく仕上がります。おやつとしても活用できます。

安全・塩分の注意#

メモ

幼児食の塩分目安は成人より少なく、薄味が基本です。5つのレシピいずれも、調味料は必要最小限にとどめています。市販のだし・スープの素を使う場合は塩分が多いものがあるため、成分表示を確認して使用量を調整してください。

食事中は大人がそばで見守り、特に丸のみしやすい食材(さつまいもの大きな塊など)は食べやすいサイズに切ってから出してください。

つまずき・困ったとき#

頑張って作っても「やだ」と一言で拒否されてしまって、もう作りたくなくなってしまう…という気持ちになることはよくある、という声をよく聞きます。
3〜5歳の子を持つ保護者

作っても食べない日は、「今日は皿に出しただけでOK」と考えてみてください。繰り返し食卓に出すことで少しずつ慣れていく子が多いため、1回で食べなくてもレシピは続けて試す価値があります。

一緒にできることを一つ加えてみると、子どもの食への関心が変わることがあります。にんじんの型抜き・ブロッコリーを小房に分ける作業など、安全でできる作業を任せてみてください。

よくある質問#

野菜を混ぜ込むのは良いですか?
料理の補助として少量混ぜ込む方法は一つの工夫です。ただし毎回「隠す」だけでは食材そのものへの慣れが進まないことがあります。混ぜ込みつつ、食材をそのままの形でも食卓に置く両方を続けると効果的です。
緑色の野菜だけ全部嫌がります
色への拒否感がある場合は、まず量を少量にして食卓に出し続けることから始めます。チーズや卵と組み合わせるなど、好きな食材と一緒に出すと口に入れやすくなる場合があります。
5つ全部のレシピが嫌いです
今の時点で食べられる食材に栄養的にどんな役割があるかを確認し、まず食べる食材で補いながら、ゆっくり食材を広げていく方針で構いません。体重が順調なら過度に心配しすぎなくても大丈夫です。
幼児食の塩分はどれくらいまでなら大丈夫ですか?
目安は食事全体で1〜3歳は1日3g未満、3〜5歳は1日4g未満程度(厚生労働省「日本人の食事摂取基準2020年版」の目標量を参照)。1食分はその1/3程度が目安ですが、数値にこだわりすぎず「薄味を基本にする」という意識で調理するのが実用的です。

まとめ#

調理の工夫次第で、苦手な野菜を少しずつ食べられるようになる子も多いです。レシピを参考に、「食べなくてもまず出す」という継続が大切です。

野菜料理 実践チェック

  • まず1つレシピを試してみた
  • 子どもに一緒にできる作業(洗う・ちぎる)を任せてみた
  • 食べなくても叱らず、皿に出し続けている
  • 一口食べたら具体的に褒めている
  • 調味料の塩分量を意識している(薄味を基本にしている)
  • 体重の伸びで栄養状態の目安を確認している

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