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折り紙は何歳から?|1〜6歳の年齢別の始め方・教え方と、つまずいたときの声かけ

対象の目安: 1〜6歳ごろ

サキ・知育・あそび担当
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折り紙は何歳から?|1〜6歳の年齢別の始め方・教え方と、つまずいたときの声かけ

「折り紙に興味を持ったけれど、まだ半分にも折れない」「何歳から教えればいい?」。折り紙は紙1枚あれば雨の日でも始められる手軽な遊びですが、いざ教えようとすると、角が合わずにぐしゃっとなったり、子どもが途中で投げ出したりしがちです。結論から言うと、折り紙は「折る」より前の、紙をちぎる・丸める・貼る遊びから始まっていて、半分に折る、角と角を合わせる、図を見て折る、と段階を踏んで少しずつ進んでいきます。この記事では、年齢ごとの目安と大人の関わり方、はじめての教え方、秋冬に楽しめる簡単な作品、紙の選び方と安全のポイントを整理しました。発達には個人差があるので、年齢はあくまで目安として読んでください。

折り紙は何歳から?|「折る」の前にある段階

ちぎる・丸める・貼るが入り口

折り紙というと「鶴を折る」ような姿を思い浮かべがちですが、小さな子にとっての折り紙は、まず紙という素材で遊ぶことから始まります。紙をびりびりちぎる、くしゃっと丸める、台紙にぺたっと貼る。こうした遊びは、指先で紙をつまむ・引っ張る感覚を育て、その先の「折る」につながっていきます。

こども家庭庁が公開している保育所保育指針解説は、1歳以上3歳未満の時期について「つまむ、めくるなどの指先の機能も発達し」と説明しています。紙をつまんでちぎる、めくって重ねるといった動きは、まさにこの時期の手の使い方に合った遊びです。

1歳以上3歳未満の時期に「つまむ、めくるなどの指先の機能も発達し」とする記述は、保育所保育指針解説(平成30年2月)第2章「1歳以上3歳未満児の保育に関わるねらい及び内容」の基本的事項を参照しています。

公的な「何歳で何回折れる」はない

「何歳で半分に折れる」「何歳で角を合わせられる」といった、折り紙の工程ごとの年齢を示した公的な資料は、今回確認した範囲では見当たりませんでした。手がかりになるのは、自治体が公開している手先の発達の目安です。北海道苫小牧市の「発育・発達のめやす」には、手先の運動として次のような項目と月齢が並んでいます。

手先の運動(苫小牧市の資料より)目安の月齢
なぐり描きをする1歳0か月
蓋を開けて中身を取り出す2歳0か月
ビーズを通す2歳6か月
はさみで紙を切る3歳0か月
大きなボタンをはめる3歳6か月
正しく鉛筆を持てる4歳6か月
紙飛行機を自分で折る5歳0か月

表の項目と月齢は、苫小牧市「発育・発達のめやす」(はぐねっとNo.13)の「手先の運動」の欄から抜き出しています。同資料には「この数値はあくまで目安です」と明記されています。

「紙飛行機を自分で折る」が5歳0か月の目安とされていることから、いくつかの工程を自分で進めて1つの作品を折り上げるのは、年中〜年長ごろがひとつの目安と考えられます。逆に言えば、2〜3歳で折り紙が「折れない」のはごく自然なことです。

メモ

この記事の年齢別の目安は、上の自治体資料と保育所保育指針解説の記述、保育や作業療法の現場でよく語られる段階をもとに編集部が整理したものです。同じ年齢でも、紙遊びの経験や手の大きさによって大きな差があります。表より早くても遅くても、その子が楽しめているかを優先してください。

年齢別の早見表|できること・おすすめ作品・大人の関わり

年齢の目安(個人差あり)紙でできることの例おすすめの遊び・作品大人の関わり
1〜2歳ごろちぎる・丸める・くしゃくしゃにするちぎった紙を貼る、丸めて玉にする口に入れないよう隣で見守る。折ることは求めない
2〜3歳ごろ大人と一緒に半分に折る。折り目を指でなぞる長方形・三角に1回折るだけの遊び大人が端を合わせ、子どもが折り目をつける分担
3〜4歳ごろ角と角を合わせようとする。2〜3回折る犬の顔、チューリップの花横に並んで同じ向きで、1工程ずつ見せる
4〜5歳ごろ折り目に合わせて折る。4〜5回の工程をまねるコップ、じゃばら折りのいちょう見本を1つ先に折って完成形を見せる
5〜6歳ごろ簡単な折り図を大人と一緒に読みながら折る紙飛行機、かぶと図の見方を教え、困ったときだけ手伝う

折り紙で育つもの|効果を大きく言いすぎない

折り紙は「頭がよくなる」「集中力がつく」と語られることがありますが、この記事では特定の力が確実に伸びると断定することはしません。そのうえで、遊びの中身から見て、次のような力を使う遊びだと言えます。

両手を別々に動かす手指の操作

浜松市の子育て情報サイト「ぴっぴ」のQ&Aで、作業療法士は、折り紙は端と端を合わせるために下になる紙を安定させ、上になる紙を適度に張りを持たせながら動かしていく、手の細やかな操作が必要だと説明しています。そして、大人が端を合わせて子どもが折り目をつけるやり方を続けるうちに、「紙を押さえる手」と「折り目をつける手」の役割分担がわかるようになってくるとしています。片手で押さえ、もう片方の手で動かす。この左右の手の使い分けは、はさみで紙を送る動きや、鉛筆を持つ手と紙を押さえる手の関係にも通じます。

折り紙に必要な手の操作(下の紙を安定させ、上の紙に張りを持たせて動かす)と、「紙を押さえる手」と「折り目をつける手」の役割分担については、浜松市子育て情報サイト「ぴっぴ」の「はますくQ&A」の作業療法士による回答を参照しています。

順番どおりに進める見通し

折り紙は、1つ前の工程ができていないと次に進めない遊びです。「三角に折ってから、両端を下ろす」という順番を覚えたり、「ここを折るとこうなる」と少し先を思い浮かべたりする経験になります。保育所保育指針解説は、1歳以上3歳未満の「表現」について、子どもが試行錯誤しながら様々な表現を楽しむことや、自分の力でやり遂げる充実感に気付くよう、温かく見守り適切に援助することを求めています。うまく折れなくても、何度も折り直して形にたどり着く過程そのものに意味があると考えるとよいでしょう。

子どもが試行錯誤しながら様々な表現を楽しむことや、自分の力でやり遂げる充実感などに気付くよう、温かく見守り適切に援助するという記述は、保育所保育指針解説(平成30年2月)第2章2「1歳以上3歳未満児の保育に関わるねらい及び内容」の「表現」の項を参照しています。

形への関心

正方形を半分に折ると長方形や三角形ができ、開くと折り目で形が分かれている。折り紙は形の変化を手で確かめられる遊びです。保育所保育指針解説は、3歳以上児の「環境」の領域で、数量や図形についての知識だけを単に教えるのではなく、様々な形を組み合わせて遊ぶなど多様な経験を積み重ねながら関心をもつようにすることが大切だとしています。「三角になったね」「開いたら四角が2つ」と、できた形を言葉にして一緒に楽しむ程度で十分です。

数量や図形についての知識だけを単に教えるのではなく、様々な形を組み合わせて遊ぶなどの経験を積み重ねることが大切という記述は、保育所保育指針解説(平成30年2月)第2章3「3歳以上児の保育に関するねらい及び内容」の「環境」の項を参照しています。

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はじめての教え方|6つのステップ

最初の数回で「折り紙はむずかしい」と感じさせないことが、いちばん大切です。次の順番で、成功体験を積み重ねていきましょう。

  1. 1

    紙そのもので遊んで仲良くなる

    いきなり作品を折るのではなく、ちぎる・丸める・自由に折ってみる時間をとります。ぴっぴのQ&Aでも、まずは紙の素材と仲良くなるために、子どもの折りたいようにやらせてみることがすすめられています。
  2. 2

    紙は大きめ・色の違いがはっきりしたものを

    表と裏の色が違う紙なら、「色の面を下に」「白いところが見えなくなるように」と伝えやすくなります。手が小さいうちは、大きめの紙のほうが角をつまみやすいことがあります。
  3. 3

    向かい合わずに横に並ぶ

    向かい合って見本を見せると、子どもから見て左右が逆になります。子どもの隣に座り、同じ向きで、同じ紙を同じ速さで折って見せます。
  4. 4

    端を合わせるのは大人、折り目をつけるのは子ども

    最初は大人が紙の端と端をそろえて押さえ、子どもには折り目を指でなぞってもらいます。「アイロンをかけるみたいに、指で線をなぞってね」と声をかけると、ぴしっと折れた手ごたえを感じやすくなります。
  5. 5

    1工程ずつ見せて、待つ

    一度に全部を見せず、1回折ったら子どもが同じところまで来るのを待ちます。できたら「角がぴったり」「線がまっすぐ」と、できたところを具体的に言葉にします。
  6. 6

    完成したら遊ぶ・飾る

    顔を描く、壁に貼る、紙飛行機なら飛ばしてみる。作ったものが遊びにつながると「また折りたい」につながります。

ヒント

「折る」動きはハンカチをたたむ動きに似ている、とぴっぴのQ&Aは指摘しています。洗濯物のハンカチやタオルを半分にたたむお手伝いも、折り紙につながる一歩です。紙を嫌がる時期は、布で「半分こ」を練習してみるのも一つの方法です。

年齢別のおすすめ作品

どれも特別な道具のいらない、工程の少ない作品です。はじめは大人が1つ先に折り、完成形を見せてから一緒に折りましょう。

1〜2歳ごろ|ちぎって貼る・丸める

  • ちぎり絵: 色のついた紙を指でちぎり、画用紙に貼ります。貼るのは大人が塗ったのりの上に置くだけでも十分です。
  • 丸めて玉にする: 紙をくしゃくしゃに丸めて、かごに投げ入れる遊びに。

2〜3歳ごろ|1回だけ折る

  • 半分に折って「おふとん」: 長方形に半分に折り、間に小さなぬいぐるみの絵をはさんで「ねんね」ごっこ。
  • 三角に折って「おやま」: 角と角を合わせて三角に1回折るだけ。いくつも並べて山の絵にします。

3〜4歳ごろ|2〜3回折る

  1. 1

    いぬの顔: 三角に折る

    色の面を下にして、角と角を合わせて三角に折ります。折り山が上になるように置きます。
  2. 2

    左右の角を下に折って耳にする

    左右の角を、それぞれ斜め下に折り下げます。垂れた耳のできあがりです。
  3. 3

    顔を描く

    目と鼻を描けば完成。耳の角度を変えると表情が変わります。

チューリップの花も、三角に折ってから左右の角を斜め上に折り上げるだけで形になります。

4〜5歳ごろ|4〜5回の工程をまねる

  • コップ: 三角に折り、右の角を左の辺に合わせて折り、左の角も右の辺に合わせて折ります。上に残った2枚の角を、1枚は手前に、1枚は後ろに折り下げれば、口の開くコップになります。
  • じゃばら折りのいちょう(秋): 黄色い紙を端から山と谷を交互にじゃばらに折り、半分に折って根元をのりやテープでまとめます。開いた側が扇形に広がって、いちょうの葉の形になります。

5〜6歳ごろ|図を見ながら折る

  • 紙飛行機: 縦半分の折り目をつけ、上の2つの角を中心線に合わせて折り、さらにふちを中心線に合わせて折り、半分に折ってから翼を折り下げます。前の章の自治体資料でも「紙飛行機を自分で折る」が5歳0か月の目安として挙がっている作品です。
  • かぶと: こどもの日の定番ですが、新聞紙や大判の紙で折れば実際にかぶれるので、季節を問わず楽しめます。日本折紙協会のQ&Aでは、兜から変化する「金魚」が、切りこみの工程が入る人気の伝承折り紙の例として挙げられています。

兜から変化する「金魚」など、切りこみの工程が入る人気の伝承折り紙がある、という記述は日本折紙協会「おりがみQ&A」を参照しています。

秋冬に楽しみたい季節の作品

  • 秋: じゃばら折りのいちょう、赤や黄色の紙をちぎって貼る紅葉のちぎり絵、茶色い紙を丸めたどんぐりの貼り絵。
  • 冬: 緑の紙を三角に折ったものを大きさ違いで3つ作り、上に向かって重ねて貼るクリスマスツリー。白い紙をちぎって丸め、青い台紙に散らせば雪の日の絵になります。

11月11日は日本折紙協会が制定した「おりがみの日」です。数字の1を正方形の一辺に見立て、1が4つで正方形の4辺を表すことから1980年に定められました。秋の室内遊びのきっかけに、親子で1つ新しい作品に挑戦してみるのも楽しいですね。

「おりがみの日」の由来と制定年は、日本折紙協会「おりがみについて」のページを参照しています。

ハロウィンのおばけやこうもりなど、行事の飾りを作る楽しみ方は次の記事でも紹介しています。

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折り図を読むときのコツ

5〜6歳ごろになると、本や紙に描かれた「折り図」を見ながら折ることにも挑戦できるようになってきます。創作折り紙作家のカミキィさんは、折り図の記号には統一された規格があるわけではなく、作者や図によって異なると前置きしたうえで、等間隔の点線は多くの図で「谷折り」(手前に折ってへこむ線)、横棒と点が交互に連なった線は多くの場合「山折り」(向こう側へ折って出っ張る線)を表すと説明しています。また、見落としやすいのが「裏返す」の記号だとしています。

子どもと一緒に読むときは、「点々の線は手前にパタン」と谷折りだけ先に覚え、わからなくなったら次の図を見て「この形にするにはどこを動かせばいい?」と一緒に考えると、図を読むこと自体が謎解きのような遊びになります。

折り図の記号に統一規格がないこと、点線と一点鎖線の一般的な意味、「裏返す」記号を見落としやすいこと、次の図を見て考える読み方は、カミキィ「折り図に慣れよう」を参照しています。

紙の選び方|サイズと厚み

特定の商品でなくても、サイズと紙の性質を知っておくと選びやすくなります。日本折紙協会のQ&Aによると、折り紙の用紙で最も一般的なサイズは15cm角で、これは昔の「5寸」をメートル法に換算したものです。ほかに12cm角や18cm角、千羽鶴用の7.5cm角、大判の24cm角や35cm角の製品もあります。

サイズ向いている場面の例
15cm角もっとも一般的。多くの折り図がこのサイズを前提にしている
24cm角・35cm角などの大判手が小さく角をつまみにくい時期や、かぶとなど実際に使う作品
7.5cm角などの小さい紙細かい作業に慣れてから。小さい子には折りにくく、口に入れる心配もある

一般的なサイズが15cm角で「5寸」をメートル法に換算したものであること、12cm角・18cm角・7.5cm角・24cm角・35cm角の製品があることは、日本折紙協会「おりがみQ&A」(協力は株式会社トーヨー)を参照しています。表の「向いている場面」は編集部の整理です。

厚みは、薄すぎると破れやすく、厚すぎると重なった部分が折りにくくなります。はじめは一般的な折り紙用紙で十分です。ちぎる・丸める段階なら、使い終わった包装紙や画用紙の切れ端も使えます。

同じQ&Aには、紙の繊維の向きを「紙の目」と呼び、目にそった向きはやわらかく折りやすい、という説明もあります。同じ紙でも縦と横で折りやすさが違うことがあるので、子どもが「こっちは折りにくい」と言ったら、向きを変えてみるのも手です。

つまずきやすいポイントと声かけ

「角と角がどうしても合わなくて、ずれたまま折ってしまう。直そうとすると怒って紙をぐしゃぐしゃにする」という声もあります。
3歳児の保護者

角がずれるのは、下の紙を押さえる手と、上の紙を動かす手の分担がまだ難しいからです。この段階では、合わせる作業は大人が引き受け、子どもには折り目をつける役をまかせましょう。ずれた作品も、それはそれで立派な作品です。ぴっぴのQ&Aでも、上手でない折り紙は「人より味がある作品」で、上手下手の前に、自分でやってみようという気持ちや説明を聞けることなど大切なことがある、と書かれています。

「途中でわからなくなると『もうやらない』と言って投げ出してしまう」という相談もあります。
5歳児の保護者

投げ出すのは、ゴールが遠く感じられるときです。工程の少ない作品に戻る、残りを大人が折って完成だけ一緒に喜ぶ、次の工程だけ手を添えるなど、「最後までできた」で終われるように調整してみてください。

よくあるつまずき声かけ・関わりの例
角が合わない「ここ(角)とここ(角)、こんにちはってくっつけよう」と2点を指さす。合わせは大人が担当
折り目がふにゃっとする「指でアイロンをかけよう」と折り目をなぞるところだけ一緒に
左右を逆に折る向かい合わず、隣に座って同じ向きで折る
途中で飽きる工程の少ない作品に戻る。1回の時間を短くする
「できない」と怒る残りを大人が折って完成させ、「ここまで自分で折れたね」と伝える
図の通りにならない「裏返す」を見落としていないか、1つ前の図に戻って確認する

失敗を強く嫌がる、はじめてのことに手が出にくいといった性格の傾向がある子への関わり方は、こちらの記事も参考になります。

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安全のポイント

折り紙は安全な遊びに見えますが、小さな子と遊ぶときは次の点に気をつけましょう。

注意

1〜3歳ごろは、ちぎった紙片や丸めた紙を口に入れることがあります。紙で遊ぶときは大人が隣で見守り、終わったら紙くずはすぐ片づけましょう。のりを使うときも、口に入れないよう見守り、使い終わったらふたを閉めて手の届かない所へしまいます。はさみを使う工程(切り紙やかぶとから金魚への変化など)は、必ず大人が見守り、使い終わったらすぐ片づけてください。

こども家庭庁の「こどもの事故防止ハンドブック」は、0歳から3歳くらいの子どもについて、包装フィルムやシールなどの誤飲に注意を呼びかけています。また、ビーズや小さなおもちゃの部品などを鼻や耳の穴に入れて遊ぶことがあるとして、子どもの手の届くところに小さな物を置かないよう求めています。細かくちぎった紙や小さな紙の玉も、同じように扱っておくと安心です。

包装フィルムやシールなどの誤飲(0歳から3歳くらい)への注意は、こども家庭庁「こどもの事故防止ハンドブック」の「窒息・誤飲事故」のページを参照しています。

小さな物を鼻や耳に入れる事故(0歳から3歳くらい)と、大人や年上のこどもが文房具として使うはさみやカッターを使用後すぐ手の届かない所に保管することは、同ハンドブックの「挟む・切る・その他の事故」のページを参照しています。

もう1つ気をつけたいのが、紙のふちで指を切る小さなけがです。新しい紙のふちは薄く、指を勢いよく滑らせると切れることがあります。折り目をなぞるときは「ゆっくり、指の腹で」と伝え、紙のふちに沿って指を速く走らせないようにしましょう。

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よくある質問

折り紙は何歳から始められますか?
紙をちぎる・丸める・貼るといった紙遊びなら1歳ごろから楽しめます。大人と一緒に半分に折るのは2〜3歳ごろ、2〜3回折る簡単な作品は3〜4歳ごろが一つの目安です。工程ごとの年齢を示した公的な資料はなく、個人差が大きいので、子どもが紙に興味を示したときが始めどきです。
3歳でまだ半分にも折れません。遅いのでしょうか?
心配しなくて大丈夫です。端と端を合わせるには、片手で紙を押さえてもう片方の手で動かす細かい操作が必要で、3歳ごろはまだ練習の途中です。大人が端を合わせ、子どもが折り目をなぞる分担から始めてみてください。
最初に折るならどんな作品がいいですか?
2〜3回折るだけでできる犬の顔やチューリップの花がおすすめです。三角に折ってから角を折るだけで形になり、顔を描く楽しみもあります。それも難しければ、半分に1回折るだけの遊びから始めましょう。
どんな紙を用意すればいいですか?
一般的な15cm角の折り紙用紙で十分です。手が小さく角をつまみにくい時期は、大判の紙のほうが折りやすいこともあります。表と裏の色が違う紙なら「色の面を下に」と伝えやすくなります。
教えようとすると嫌がります。
無理に続けず、ちぎる・丸める・貼るなど自由な紙遊びに戻って大丈夫です。向かい合わずに隣に並ぶ、1工程ずつ見せて待つ、できたところを具体的にほめる、を試してみてください。ハンカチやタオルをたたむお手伝いも、折る動きの練習になります。
折り紙で頭がよくなりますか?
折り紙が特定の能力を確実に伸ばすと断定することはできません。ただ、両手を別々に動かす手の操作、順番どおりに進める見通し、形の変化への関心など、いろいろな力を使う遊びではあります。効果を目的にするより、親子で楽しむことを大切にしましょう。

まとめ

折り紙は、ちぎる・丸める紙遊びから始まり、半分に折る、角と角を合わせる、図を見て折る、と段階を踏んで進んでいく遊びです。年齢の目安はあくまで目安で、その子のペースで進めれば十分です。横に並んで同じ向きで、1工程ずつ。ずれた作品も「味のある作品」として一緒に喜ぶことが、次の「折りたい」を育てます。

今日からできる折り紙の始め方

  • まずは紙をちぎる・丸める・貼る遊びで、紙の感触に親しむ
  • 表と裏の色が違う折り紙用紙を用意する(手が小さいうちは大判も)
  • 向かい合わず、子どもの隣に座って同じ向きで折る
  • 端を合わせるのは大人、折り目をなぞるのは子どもの分担から始める
  • 1工程ずつ見せて、子どもが追いつくのを待つ
  • 2〜3回で完成する犬の顔やチューリップから挑戦する
  • 紙くず・のり・はさみは使い終わったらすぐ片づける

お絵かきや雨の日の室内遊びと組み合わせると、折り紙の楽しみ方がさらに広がります。折った作品に顔を描いたり、ちぎり絵とクレヨンで背景を描いたりするのもおすすめです。

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出典・参考

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