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ベビーチェア・ハイチェアの選び方|タイプ別比較と安全な使い方

対象の目安: 0〜3歳ごろ

レナ食事・離乳食担当
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ベビーチェア・ハイチェアの選び方|タイプ別比較と安全な使い方

離乳食を始めるタイミングで、多くの家庭が悩むのが「いす(ベビーチェア)をどう選ぶか」です。木製のしっかりしたハイチェア、床に置くローチェア、ダイニングテーブルに取り付けるタイプなど種類が多く、「いつから使える?」「うちのダイニングに合う?」「掃除はラク?」と迷いどころが尽きません。さらに、ベビーチェアやハイチェアからの転落は重いけがにつながることもあり、選び方と同じくらい安全な使い方が大切です。この記事では、タイプ別の特徴と選び方、そして消費者庁・こども家庭庁・製品安全協会の情報をもとにした安全な使い方を整理しました。月齢や体格には個人差が大きいため、製品ごとの取扱説明書を最優先に確認してください。

いつから使える?離乳食と座れる目安

ベビーチェアを使い始める時期は、離乳食の開始時期と重なります。厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版)」では、離乳の開始は生後5〜6か月頃が適当とされ、発達の目安として首のすわりがしっかりして寝返りができ、5秒以上座れる、食べ物に興味を示すなどが挙げられています。

離乳の開始は生後5〜6か月頃が目安。発達のサイン(首のすわり・支えると座れる・食べ物に興味など)は厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版)」の概要を参考にしています。

ポイントは「月齢」だけでなく「姿勢」です。支えなしで安定して座れる(いわゆる腰すわり)頃になると、いすでの食事姿勢が安定し、食べることに集中しやすくなります。腰すわりの時期には個人差が大きく、一般に生後6〜8か月頃と幅があります。

「対象月齢は5か月からと書いてあったけれど、まだぐらぐらして座らせるのが不安」という声はとても多く聞かれます。
離乳食を始めたばかりの保護者

まだ一人座りが不安定な時期は、リクライニングやサポートクッションで姿勢を支えられるタイプを選ぶ、保護者がそばで支えるなど、無理のない姿勢を優先しましょう。製品ごとに「いつから使えるか」は異なるため、対象月齢は必ず取扱説明書で確認してください。

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タイプ別の特徴(早見表)

ベビーチェアは形と置き方で大きく5つの系統に分けられます。まずは全体像をつかみましょう。

タイプ特徴向いている家庭
木製ハイチェア大人と同じ目線で食卓につける。安定感があり、長く使えるものが多いダイニングテーブルで食事する家庭・長く使いたい人
ローチェア床やローテーブルで使う背の低いいす。倒れても落差が小さいローテーブル中心・床座りの生活の家庭
テーブルチェア(机に取付)ダイニングテーブルの天板に挟んで固定する。軽量で省スペース据え置きの置き場所がない・帰省や外食に持ち運びたい人
折りたたみ使わないときコンパクトに畳める。来客時や収納重視に収納スペースが限られる家庭
ブースター(ベルト付き座面)大人のいすに乗せて高さを補う。安全ベルト付き既存のいすを活かしたい・ある程度大きくなった子

多くの家庭は、離乳食初期はローチェアやハイチェアから始め、成長や生活スタイルに合わせて買い足したり買い替えたりしています。最初から何台もそろえる必要はなく、まずは毎日の食事スタイルに合うメインを決めるのがおすすめです。

選び方の6つのチェックポイント

どのタイプにするか迷ったら、次の6点を基準にすると判断しやすくなります。

1. 対象月齢・安定して座れるか

製品ごとに「いつから・いつまで」が決まっています。離乳食初期から使いたい場合は、その月齢に対応しているか、サポートクッションやリクライニングで姿勢を支えられるかを確認しましょう。前述のとおり、支えなしで安定して座れる(腰すわり)頃になると食事姿勢が安定します。

2. 耐荷重・対象年齢の上限

長く使いたいなら耐荷重と対象年齢の上限も要チェックです。離乳食期だけでなく幼児食まで使うなら、体重が増えても余裕のある耐荷重か、座面や足置きの高さを調整できるかを見ておくと、買い替えの回数を減らせます。

3. 安定性(倒れにくさ・ベルト)

食事中の子どもは体をひねったり、足でテーブルを蹴ったりします。製品安全協会によると、乳幼児用ハイチェアのSG基準では、前後左右への倒れにくさに加えて「子どもがテーブルを前に押したときにも倒れにくいこと」、首や胴体・指を挟み込む隙間ができないこと、適切な強度のベルトが適切に設置されていることなどが検査されています。安定性とベルトの有無は安全の要です。

SG基準の検査項目(転倒防止・挟み込み防止・ベルトの強度と設置など)は、製品安全協会「乳幼児用ハイチェアはSGマークの付いたものを選びましょう」を参考にしています。

4. 掃除のしやすさ

離乳食・手づかみ食べの時期は、食べこぼしでいすがすぐ汚れます。テーブルやトレーを取り外して洗えるか、座面やベルトを拭きやすいか、布カバーが洗濯できるか、溝に食べかすがたまりにくい形かを確認しておくと、毎日のお手入れがぐっとラクになります。

5. 足置きの有無

足の裏がしっかり着く足置き(フットレスト)があると、姿勢が安定して食事に集中しやすくなります。子どもの成長に合わせて足置きや座面の高さを調整できるタイプは、長く快適に使えます。

6. 収納・置き場所

意外と見落としがちなのが置き場所です。木製ハイチェアは据え置きでスペースを取る一方、テーブルチェアや折りたたみタイプは省スペースで持ち運びにも向きます。ダイニングの広さや収納事情に合わせて選びましょう。

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タイプ別の比較とおすすめ

それぞれのタイプの代表的な製品像を、選ぶときの目線とあわせて紹介します。商品リンクは検索結果に基づくため、購入前に対象月齢・耐荷重・洗えるかどうかを必ずご確認ください。

木製ハイチェア

大人と同じ目線で食卓につけ、安定感があり長く使えるカテゴリ。足置きや座面の高さを調整できるものは、幼児食、さらにその先まで使えます。離乳食初期はサポートクッションの有無やベルトを確認しましょう。

木製ハイチェア(高さ調整・足置き付き)

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木製ハイチェア(高さ調整・足置き付き)

座面や足置きの高さを調整できるタイプは、姿勢を安定させやすく長く使えます。大人と同じ目線で食卓を囲めるのも魅力。安全ベルトの有無を確認して選びましょう。

※価格・在庫は変動します。最新の情報は各販売サイトでご確認ください。

ローチェア・豆いす

床やローテーブルで使う背の低いいす。座面が低く、倒れても落差が小さいのが安心材料です。離乳食初期に取り入れやすく、軽くて移動もラクなタイプが多くあります。

ローチェア・豆いす(床置き・低座面)

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ローチェア・豆いす(床置き・低座面)

座面が低く、床座りやローテーブル中心の生活に合うタイプ。軽くて移動しやすく、離乳食を始めたばかりの時期にも取り入れやすいです。

※価格・在庫は変動します。最新の情報は各販売サイトでご確認ください。

テーブルチェア(机に取付)

ダイニングテーブルの天板に挟んで固定するタイプ。軽量で省スペースのため、置き場所がない家庭や帰省・外食に持ち運びたい人に向きます。取り付けられる天板の厚みや形状に制限があるため、自宅のテーブルに対応しているかを必ず確認しましょう。

テーブルチェア(机に取り付ける固定タイプ)

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テーブルチェア(机に取り付ける固定タイプ)

天板に挟んで固定する省スペースタイプ。軽く持ち運べて外食や帰省にも便利。取り付け可能な天板の厚み・形状を取扱説明書で必ず確認しましょう。

※価格・在庫は変動します。最新の情報は各販売サイトでご確認ください。

折りたたみ・コンパクトタイプ

使わないときにコンパクトに畳めるいす。収納スペースが限られる家庭や、来客時にしまっておきたい場合に重宝します。折りたたみ機構の指はさみに注意し、開閉時はロックを確実に固定しましょう。

折りたたみベビーチェア(コンパクト収納)

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折りたたみベビーチェア(コンパクト収納)

使わないときに畳んでしまえるので、収納や来客時に便利。開閉のロックを確実にかけ、折りたたみ部分の指はさみに気をつけて使いましょう。

※価格・在庫は変動します。最新の情報は各販売サイトでご確認ください。

安全に使うために(転落・立ち上がり・指はさみ)

ベビーチェアやハイチェアは便利な反面、使い方によっては転落事故につながります。消費者庁には、子どもがハイチェアから転落した事故情報が寄せられており、7か月頃から事故が増え始め、1歳で最も多く発生する傾向があるとされています。

「7か月頃から事故が増え、1歳で最も多い」「立ち上がりによる転落・頭部のけが」は、消費者庁「ハイチェア(子ども用の座面の高い椅子)からの転落事故に注意!」より。硬膜外血腫・頭蓋骨陥没骨折といった重い事例も報告されています。

「ちょっと目を離したすきにいすの上で立ち上がろうとしていて、ヒヤッとした」という声はとても多く聞かれます。
1歳児の保護者

ハイチェアは座面が高いぶん、転落するとフローリングなどに頭から落ち、硬膜外血腫や頭蓋骨陥没骨折のような重いけがにつながった事例も報告されています。消費者庁・こども家庭庁が示すポイントをもとに、押さえておきたい点をまとめます。

注意

安全ベルトは必ず締めましょう。乳幼児がいすから抜け出して立ち上がらないよう、取扱説明書に従ってベルトを適切に使うことが基本です。いすやハイチェアの上で立ち上がったり、座ってテーブルを蹴ったりさせないようにし、平らで安定した場所に置いて、座らせている間は目を離さないでください。

「ハイチェアの安全ベルトは必ず締める」「いすの上で立ち上がったりテーブルを蹴ったりさせない」は、こども家庭庁「転落・転倒事故」より。

折りたたみタイプやテーブルチェアでは、開閉部やすき間での指はさみにも注意が必要です。SG基準でも首・胴体・指を挟み込む隙間ができないことが検査項目になっています。組み立て・折りたたみは子どもが近くにいないときに行い、ロックや固定が確実かを毎回確認しましょう。

メモ

ベルトがない大人用のいすに座らせて高さを補う場合や、ベルトを使わない使い方は転落の危険が高まります。乳幼児を座らせるときは、安全ベルト付きの製品を選び、必ず締めて使いましょう。テーブルチェアは取り付け可能な天板でのみ使用してください。

見た目では安全性は判断しづらいため、使用時の安定性や座面の強度などのSG基準を満たした「SGマーク」付きの製品から選ぶと、選ぶときの安心材料になります。

乳幼児用ハイチェアにはSG基準があり、適合製品にはSGマークが付きます。製品安全協会はSGマーク付き製品を選ぶことを推奨しています。

つまずき・困ったとき

ベビーチェアでよくある悩みと、その対処を整理します。

悩み主な原因対処の方向性
いすを嫌がって泣く姿勢が不安定・足が浮いている・空腹や眠気足置きで足裏を着ける。サポートクッションで姿勢を支える。機嫌のよい時間に短時間から慣らす
抜け出す・立ち上がるベルト未使用・サイズが合っていない安全ベルトを必ず締める。立ち上がったらいったん下ろし、座って食べることを根気よく伝える
置き場所がない据え置きタイプがダイニングに合わないテーブルチェアや折りたたみタイプを検討。使わないときに畳める製品を選ぶ
掃除が大変溝に食べかすがたまる・布カバーが洗えないトレーを外して洗える、拭きやすい、カバーが洗濯できる製品を選ぶ
すぐ使えなくなりそう耐荷重・対象年齢の上限が低い高さ調整できる木製ハイチェアなど、幼児食まで使えるタイプを検討

いすを嫌がるときは、無理に長時間座らせず、まずは「いすに座ると楽しい」という体験を積み重ねることが大切です。手づかみ食べが始まる時期は、食べこぼしを前提に掃除しやすい環境を整えておくと気持ちにゆとりが生まれます。

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よくある質問

ベビーチェアはいつから使えますか?
製品によって対象月齢が異なります。離乳食の開始は生後5〜6か月頃が目安で、首がすわり支えると座れる頃が一つの目安です。支えなしで安定して座れる(腰すわり)頃になると食事姿勢が安定しますが、時期には個人差があります。まだ一人座りが不安定なうちは、リクライニングやサポートクッションで姿勢を支えられるタイプを選ぶと安心です。
腰すわり前でもベビーチェアに座らせていいですか?
一人座りが不安定な時期は、姿勢を支えられるリクライニング機能やサポートクッションのあるタイプを選び、無理のない姿勢を優先しましょう。製品ごとに使える時期が決まっているため、対象月齢を取扱説明書で確認してください。心配なときは離乳食の進め方とあわせて自治体の相談窓口に確認すると安心です。
木製ハイチェアとローチェア、どちらがいいですか?
食事スタイルで選ぶのがおすすめです。ダイニングテーブルで食事する家庭は大人と目線が合う木製ハイチェア、床座りやローテーブル中心の家庭は座面が低く倒れても落差の小さいローチェアが合いやすいです。長く使いたいなら高さ調整できるハイチェア、収納や持ち運びを重視するならテーブルチェアや折りたたみも選択肢になります。
安全ベルトは必ず必要ですか?
必要です。消費者庁やこども家庭庁は、ハイチェアの安全ベルトを必ず締めること、子どもがいすから抜け出して立ち上がらないようにすることを呼びかけています。転落は重いけがにつながることがあるため、ベルト付きの製品を選び、取扱説明書に従って毎回適切に使いましょう。
テーブルに取り付けるタイプは安全ですか?
取り付け可能な天板(厚みや形状)に制限があり、対応していない天板や不安定なテーブルでは使えません。必ず取扱説明書で対応条件を確認し、しっかり固定されているか毎回チェックしてください。安全ベルトの併用と、座らせている間は目を離さないことも大切です。
掃除がラクなのはどんなタイプですか?
トレーやテーブルを取り外して洗える、座面やベルトを拭きやすい、布カバーが洗濯できる、溝に食べかすがたまりにくい形のものが手入れしやすいです。手づかみ食べの時期は食べこぼしが増えるため、洗いやすさを優先すると毎日の負担が減ります。
SGマークは付いていた方がいいですか?
見た目では安全性が分かりにくいため、選ぶときの目安になります。乳幼児用ハイチェアには使用時の安定性や座面の強度を定めたSG基準があり、適合製品にはSGマークが付きます。製品安全協会もSGマーク付きの製品を選ぶことを推奨しています。

まとめ

ベビーチェア選びは「(1)タイプの違いを知る (2)6つのチェックポイントで比べる (3)安全に使う」の順で考えると整理しやすくなります。とくに離乳食〜幼児食の時期は、安全ベルトを必ず使い、立ち上がりに注意し、目を離さないことが事故予防の鍵です。

ベビーチェア選び・使い方チェックリスト

  • 毎日の食事スタイルに合うタイプ(木製ハイチェア/ローチェア/テーブルチェア/折りたたみ/ブースター)を決めた
  • 対象月齢・耐荷重・安定して座れるかを確認した
  • 安全ベルトの有無と、SGマークなど安全に配慮された製品かを確認した
  • トレーや座面が洗える・拭きやすいなど掃除のしやすさを確認した
  • 足置きの有無・高さ調整で姿勢を安定させられるかを確認した
  • ダイニングの広さ・収納事情に合う置き場所を考えた
  • 使うときは安全ベルトを締め、立ち上がりに注意し、目を離さない

完璧な1台を最初から見つけようと気負う必要はありません。生活スタイルと子どもの月齢・体格に合うものを選び、取扱説明書どおりに安全に使うことを第一に、食事の時間を楽しく過ごしましょう。

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出典・参考

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