子ども用レインコート・長靴の選び方|サイズ・素材と自転車チャイルドシートの注意点
対象の目安: 1〜6歳ごろ

雨の日の登園・登校や自転車移動で、「レインコートは何型を選べばいいの?」「長靴のサイズはどのくらい余裕を持たせる?」と迷う方は多いものです。レインコートは着るだけで動きにくくなったり視界が悪くなったりすることがあり、長靴も大きすぎると歩きにくく転びやすくなります。この記事では、レインコートの型・サイズの測り方から、自転車のチャイルドシートに乗せるときの注意点、長靴のサイズ選びとお手入れまで、雨の日のお出かけ装備をまとめて整理しました。
子ども用レインコートの型を知る
子ども用のレインコートには、大きく分けて「ポンチョ型」と「セパレート型」の2つの形があります。どちらが良い・悪いということではなく、使う場面によって向き不向きがあります。
| 型 | 特徴 | メリット | 注意したい点 |
|---|---|---|---|
| ポンチョ型 | 頭からかぶるだけの上下一体型。前が開いていて、リュックごと覆えるものも多い | 着脱がかんたん。リュックやランドセルを背負ったまま羽織れる | 裾が広がりやすく、自転車では車輪や駆動部に巻き込まれる可能性がある。風であおられて視界が遮られることも |
| セパレート型(上下separate) | レインコート(上着)とレインパンツに分かれたタイプ | 裾がまとまり、自転車や走り回る場面でも足元がすっきりする。両手足が動かしやすい | 着脱にやや時間がかかる。上下セットで少し荷物が増える |
徒歩の登園・降園中心ならポンチョ型の着脱のしやすさが便利です。自転車のチャイルドシートに乗せる、活発に歩き回るという場合は、裾がまとまりやすいセパレート型や、自転車専用に作られたチャイルドシートカバーとの組み合わせが安心です。
メモ
レインコートの下に着る服が濡れないよう、袖口や裾のカバー範囲、フードの深さも確認しておくと安心です。特に登園バッグやリュックを背負う子は、リュックごと覆えるサイズかどうかも見ておきましょう。
サイズの測り方
レインコートは、大きすぎると裾を踏んでつまずいたり、袖が余って動きにくくなったりします。逆に小さすぎると、服の上から着たときに窮屈になり、雨が入り込みやすくなります。
- 1
着丈・身長を確認する
レインコートは服のサイズ(100cm・110cmなど)ではなく、身長を目安に選ぶ商品が多いです。普段の服のワンサイズ上を目安に、いま着ている防寒着(厚手のアウター)の上から羽織れるゆとりがあるか確認します。 - 2
肩幅・袖丈を見る
ランドセルやリュックを背負ったまま着るなら、肩まわりにゆとりがあるか、袖が長すぎて手元が隠れないかを確認します。腕がしっかり動かせないと、傘や自転車のハンドル操作の妨げになります。 - 3
裾の長さと調整機能を確認する
セパレート型のパンツやポンチョの裾は、長すぎると歩行時に踏んでつまずく原因になります。裾を留める面ファスナーやスナップ、裾丈を調整できるゴムが付いているかを見ておくと、自転車乗車時にも安心です。
かぶるだけの定番ポンチョ型レインコート
広告頭からかぶるだけで着られる定番のポンチョ型。リュックを背負ったまま羽織れる作りのものも多く、徒歩での登園・お出かけに便利です。自転車に乗せる場合は、裾を留める工夫があるか確認しましょう。
※価格・在庫は変動します。最新の情報は各販売サイトでご確認ください。
自転車のチャイルドシートに乗せるときの注意
子ども乗せ自転車で送り迎えをする家庭では、雨の日にどんな装備で子どもを座らせるかが悩みどころです。ここは特に安全にかかわる部分なので、少していねいに見ていきます。
注意
国民生活センターの調査・テストでは、自転車走行中にポンチョやロングポンチョの裾、レインスーツの紐が車輪などの駆動部に接触して巻き込まれる事例が報告されています。強風で裾が舞い上がって視界が遮られたり、フードの調整をきちんとしないと首を動かしたときに視界が遮られたりすることもあるとされています。
子どもをチャイルドシートに乗せる場合も、この考え方は共通です。自治体の案内でも、コートやマフラー、レインコートなど裾のある衣類は、走行中にタイヤのスポークに引っかからないよう、裾を留めるなどの対策が呼びかけられています。
チャイルドシートに乗せるときの雨具チェック
- 裾が長すぎて、走行中に車輪やスポークに触れる位置まで垂れ下がっていないか
- 裾を留める面ファスナーやスナップ、ゴムなどで固定できるか
- フードをかぶせたとき、子どもの視界や呼吸を妨げていないか
- 風の強い日は、無理に自転車移動をせず徒歩や別の移動手段も検討する
- 自転車全体を覆うチャイルドシート専用のレインカバーの利用も検討する
セパレート型のレインコート・レインパンツや、体にフィットしやすいサイズを選ぶと、裾がぶらつきにくくなります。あわせて、前後の座席・前カゴまで覆える自転車専用のレインカバーを使うと、子どもだけでなく自転車全体を雨から守りやすくなります。自転車のチャイルドシート選びやヘルメットの安全マークについては、こちらの記事もあわせてご覧ください。
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自転車のチャイルドシート向けセパレート型レインコート・パンツ
広告上着とパンツが分かれ、裾がぶらつきにくいセパレート型。自転車のチャイルドシートに座らせるときや、活発に歩き回る場面で足元がすっきりします。裾を留める工夫や、動きやすい袖まわりかを確認して選びましょう。
※価格・在庫は変動します。最新の情報は各販売サイトでご確認ください。
長靴(レインブーツ)のサイズ選び
長靴は「すぐ大きくなるから」と大きめを選びがちですが、大きすぎるサイズは歩きにくさや転倒の原因になります。
注意
長靴のサイズは、普段の靴よりワンサイズ大きめが定番といわれますが、余裕を持たせすぎると足が中で前後にずれてしまい、歩きにくく、脱げやすくなります。1〜2歳ごろのまだ抱っこの多い時期は、大きすぎる長靴は抱っこの際に脱げてしまうこともあるため注意しましょう。
サイズ選びの目安は、つま先に1cm前後(15cm未満のサイズは8mm前後)の余裕があることです。試し履きができる場合は、実際に立たせて歩かせ、かかとが浮かないか、足の幅に対して横に余裕がありすぎないかも確認しましょう。中敷きを取り出せるタイプなら、足を乗せてつま先の余裕具合を目で見て確認できます。
つま先の余裕は15cm未満で8mm前後、15cm以上で1cm前後が目安という考え方は、靴メーカーMoonStarの「子供の足のための知識」を参考にしています。
滑りにくい靴底を選ぶ
雨の日は、マンホールのふた、横断歩道の白線、濡れたタイルや落ち葉など、普段より滑りやすい場所が増えます。靴底に滑り止めの溝がしっかりある長靴を選ぶと、こうした場所でも安定して歩きやすくなります。購入前に、靴底のパターンが均一にすり減っていないか(古い長靴を買い替える場合)もあわせて見ておくとよいでしょう。
自分で着脱しやすい工夫
3歳前後になると、自分で靴を履きたがる子も増えてきます。長靴は口がまっすぐ・筒状で、サンダルや運動靴に比べて自分で履きにくい形です。かかと部分に引っぱり用の取っ手(プルタブ)が付いていたり、口の部分が広めに開いてやわらかい素材だったりすると、自分で足を入れやすくなります。左右がわかりやすい絵柄やマークが付いているものも、自分で選んで履く練習に役立ちます。
滑りにくいアウトソールのキッズレインブーツ
広告滑り止めの溝がしっかりした靴底が特長のレインブーツ。マンホールや白線、濡れたタイルなど滑りやすい場所でも歩きやすくなります。つま先の余裕は1cm前後を目安に、大きすぎないサイズを選びましょう。
※価格・在庫は変動します。最新の情報は各販売サイトでご確認ください。
取っ手・広口で自分で履きやすい軽量長靴
広告かかとの取っ手や広めの履き口で、自分で足を入れやすい軽量タイプ。身支度の自立を後押ししたい3歳前後の子におすすめです。左右がわかりやすい柄のものだと、自分で選んで履く練習にもなります。
※価格・在庫は変動します。最新の情報は各販売サイトでご確認ください。
お手入れと保管のコツ
レインコートも長靴も、濡れたまま放置するとカビや臭いの原因になります。使ったあとは、水滴を拭き取ってから風通しのよい場所で陰干しし、しっかり乾かしてから収納しましょう。長靴は内側にも湿気がこもりやすいので、新聞紙を丸めて入れておくと湿気を吸ってくれます。
汚れがひどいときは、レインコートは中性洗剤を薄めた水でやさしく拭き、長靴はゴム部分を水洗いしてから乾かします。ゴムのひび割れや靴底のすり減りは、防水性や滑りにくさの低下につながるので、シーズンの変わり目に一度点検し、傷みが目立つ場合は買い替えを検討しましょう。
よくある質問
レインコートはポンチョ型とセパレート型、どちらを選べばいいですか?
自転車のチャイルドシートに乗せるときに特に気をつけることは?
長靴はどのくらい大きめを選べばいいですか?
長靴を自分で履けるようにするコツはありますか?
まとめ
子ども用レインコート・長靴選びは、「利用シーンに合った型(ポンチョ型/セパレート型)か」「身長・肩幅に合ったサイズか」「自転車に乗せる場合は裾の巻き込みや視界を妨げていないか」「長靴は大きすぎずつま先の余裕は1cm前後か」「滑りにくい靴底か」「自分で着脱しやすい工夫があるか」といった軸で見ると選びやすくなります。
子ども用レインコート・長靴選びチェック
- 利用シーン(徒歩/自転車)に合った型を選んでいるか
- 身長・肩幅に合い、リュックの上からでも着られるサイズか
- 自転車のチャイルドシートに乗せる場合、裾を留める工夫があるか
- 長靴のつま先の余裕は1cm前後で、大きすぎないか
- 靴底の滑り止めがしっかりしているか
- 自分で着脱しやすい取っ手・広口などの工夫があるか
雨の日は気分が沈みがちですが、体に合ったレインコートと長靴があれば、水たまりの水遊びも楽しい時間に変わります。安全面に気をつけながら、親子で雨の日のお出かけも前向きに楽しんでください。
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