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家庭用プール(ビニールプール)の選び方|サイズ・水深・形状と夏の安全

対象の目安: 0歳〜未就学児

カナデ発達・おでかけ担当
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家庭用プール(ビニールプール)の選び方|サイズ・水深・形状と夏の安全

「庭で使うなら何cmくらいの大きさ?」「滑り台付きは何歳から?」。暑い季節、家でさっと水遊びさせたくてビニールプールを探すと、サイズも形も価格もさまざまで迷う方は多いです。この記事では、設置場所・サイズ・水深・年齢・形状・素材といった「選ぶときの軸」を早見表で整理し、いちばん大切な安全(数cmの水深でも溺水は起こりうること)と熱中症・お手入れのコツまでまとめました。お子さんの月齢や設置スペースによって合うものは変わるので、最後は実物のサイズと取扱説明書を確かめて選んでください。

全体像|まず「設置場所」を決めると選びやすい

家庭用プールは要素が多く見えますが、最初に「どこで使うか」を決めると、適したサイズと形が自然に絞り込めます。庭・ベランダ・お風呂場で、置けるスペースも水の量も大きく変わるからです。そのうえで、年齢に合う水深・形状、素材の厚みや空気入れの要否、収納やお手入れのしやすさを見ていく流れがおすすめです。

設置場所サイズの目安向いているタイプ注意したいこと
庭・駐車スペース中〜大型(120〜180cm前後)丸型・四角・滑り台付き平らで小石のない場所に。下にマットを敷くと安心
ベランダ小〜中型(80〜120cm前後)浅め・コンパクトな丸型/四角排水経路と防水を確認。マンションは規約も確認
お風呂場・室内小型(60〜100cm前後)ごく浅い小型・折りたたみ天候に左右されず使える。床の滑りに注意

最初から大きすぎるものを選ぶと、空気入れ・水入れ・排水の手間が増えて出番が減りがちです。「無理なく出し入れできるサイズ」を基準にすると、毎年活躍します。

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年齢と水深で選ぶ|低年齢ほど「浅く・小さく」

水深は安全と使いやすさに直結する、いちばん大事な軸です。低年齢ほど浅く、月齢や成長に合わせてサイズを上げていくのが基本です。なお下の表はあくまで目安で、お子さんの発達には個人差があります。

年齢の目安水深の目安サイズ・タイプの目安
0〜1歳(おすわり前後)数cm程度のごく浅め60〜90cmの小型。底がやわらかいベビープール
1〜3歳10〜20cm程度80〜130cmの中型。シンプルな丸型・四角
3歳以上様子を見て20cm前後まで130cm以上の大型や、滑り台・シャワー付きも

注意

水深は「深いほど楽しい」ものではありません。消費者庁は「わずか10cmの深さの水でも溺れるおそれがある」、こども家庭庁は「たった3cm以上の深さがあれば乳幼児は溺れる可能性がある」として注意を呼びかけています。水は浅めに張り、子どもが立ったり座ったりして安定して遊べる深さにとどめましょう。深く張るほど安全管理は難しくなります。

「大は小を兼ねると思って大型を買ったら、出し入れが大変で結局あまり使わなかった」という声は少なくありません。低年齢のうちは、浅くて小さい扱いやすいサイズのほうが結果的に活躍することが多いです。
1歳児を育てる保護者

赤ちゃん・小さい子向け 小型ベビープール(浅め)

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赤ちゃん・小さい子向け 小型ベビープール(浅め)

水深をごく浅くして使える小型タイプ。0〜1歳の初めての水遊びや、ベランダ・お風呂場での使用に向きます。底がやわらかくクッション性のあるものだと、座って遊ばせやすいです。

※価格・在庫は変動します。最新の情報は各販売サイトでご確認ください。

形状で選ぶ|丸型・四角・滑り台付き

形は「遊び方」と「置きやすさ」で選びます。低年齢ほどシンプルで浅いもの、大きくなるほど遊びの幅が広がるタイプが向きます。

形状特徴向いている子
丸型定番でコンパクト。すみがなく扱いやすい0〜3歳ごろ・スペースが限られる家庭
四角(角型)設置面に無駄が出にくく、複数人でも使いやすいきょうだいで一緒に・庭やベランダ
滑り台/シャワー付き遊びの幅が広く長く楽しめる3歳以上・体を動かして遊びたい子

ヒント

滑り台付きやシャワー(噴水)付きは魅力的ですが、その分だけサイズが大きく、空気を入れる箇所も増えます。滑り台部分は小さな子には高さがあることもあるので、対象年齢の表示を確認し、低年齢のうちは無理に使わせないようにしましょう。

滑り台・シャワー付き 大型ファミリープール

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滑り台・シャワー付き 大型ファミリープール

滑り台やシャワーで遊びの幅が広がる大型タイプ。3歳以上やきょうだいでの使用に向きます。設置スペースと水量が大きくなるので、置き場所と排水のしやすさ、対象年齢を必ず確認しましょう。

※価格・在庫は変動します。最新の情報は各販売サイトでご確認ください。

素材・厚み・空気入れで選ぶ|底のクッションと手間がカギ

同じサイズでも、素材の厚みや底の作り、空気入れの要否で使い心地はかなり変わります。長く使えるか、出し入れがラクかを左右するポイントです。

  1. 1

    素材の厚み・耐久性を見る

    薄手は安価で軽い反面、穴があきやすいことがあります。庭や繰り返し使うなら、やや厚手で補修パッチ付きのものが安心です。
  2. 2

    底のクッション性を確認

    底がふくらむ二重構造(エアーフロア)だと、座っても痛くなく、地面の熱や硬さを和らげます。低年齢ほどクッション性があると遊ばせやすいです。
  3. 3

    空気入れの要否を決める

    壁が浮き輪状で空気を入れるタイプは収納がコンパクト。一方、自立する折りたたみ式は空気入れ不要ですぐ使えます。手間を減らしたいなら後者も検討を。
  4. 4

    排水栓の有無をチェック

    底や側面に排水栓があると、使用後の水抜きが格段にラク。栓がないと毎回ひっくり返す手間がかかります。

空気を入れるタイプを選ぶなら、口で膨らませるのは大型だと大変です。電動の空気入れがあると準備が一気にラクになり、出番が増えます。

電動エアーポンプ(空気入れ・空気抜き両用)

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電動エアーポンプ(空気入れ・空気抜き両用)

膨らませと空気抜きの両方に使える電動タイプ。大型プールや浮き輪の準備・片付けが短時間で済みます。対応する空気口(ノズル)の形状が手持ちのプールに合うかを確認して選びましょう。

※価格・在庫は変動します。最新の情報は各販売サイトでご確認ください。

安全・注意|数cmの水深でも目を離さない

家庭用プールでいちばん大切なのは、製品の機能より「安全な使い方」です。子どもの溺水は、声を上げず静かに起こることが知られています。

注意

水遊びの最中は、短時間でも絶対に子どもから目を離さないでください。電話・スマホ・家事などで視線を外した数十秒の間にも事故は起こりえます。複数の大人がいるときも「誰が見ているか」を必ず決め、見る人を空白にしないことが大切です。

注意

遊び終わったら、その場ですぐに水を抜き切ってください。水を張ったまま放置すると、後で子どもが一人で近づいて転落・溺水する危険があります。プールに限らず、残し水・ためおきの水は溺水の原因になります。

「たった3cm以上の深さがあれば乳幼児は溺れる可能性がある」「必ず大人が付き添い、子どもから目を離さない」「遊び終わったら水を抜く」という点は、こども家庭庁「水の危険は近くにあります、みんなで危険回避!」を参考にしています。

「わずか10cmの深さの水でも溺れるおそれがある」こと、家庭用プールで医療機関に寄せられた事故情報があること、小さな子どもは転びやすくすぐ立ち上がれないこと、濡れたプール周辺は滑りやすく転倒につながることは、消費者庁「Vol.510 家庭用プールでの事故に注意しましょう!」を参考にしています。

夏の屋外では、熱中症と日焼けへの配慮も欠かせません。直射日光の下では水温も体温も上がりやすく、子どもは地面に近いぶん照り返しの影響も受けやすくなります。

メモ

日差しの強い時間帯(おおむね10〜14時ごろ)は避け、日よけ(パラソル・サンシェード・テント)で直射日光をさえぎりましょう。こまめな水分補給と休憩をはさみ、長時間続けないこと。プールサイドや地面が熱くなるので、サンダルや足元の熱さにも注意します。日焼け対策も合わせて行いましょう。

子どもの溺水は静かに起こりやすく、わずかな時間・浅い水でも事故につながりうるという点は、国立成育医療研究センター「子どもの『水の事故』にご注意ください」の注意喚起を参考にしています。

つまずき・困ったとき

「準備と片付けが面倒で、せっかく買ったのに使う回数が減ってしまった」という声はよく聞かれます。
2歳児を育てる保護者

この場合は、(1)空気入れ不要の自立式や小型に替える、(2)電動ポンプを使う、(3)排水栓付きを選ぶ、の3つで手間が大きく減ります。水は浅めに張れば、入れる・抜く時間も短くて済みます。

「ベランダで使ったら下の階への排水や水はねが気になった」という声もあります。
ベランダで使いたい保護者

ベランダでは、浅めの小型にして水量を抑え、排水経路(ベランダの排水口)を事前に確認しましょう。マンションでは規約でベランダでの水遊びが制限される場合もあるため、心配なときは管理規約を確認すると安心です。お風呂場や室内用の小型プールに切り替える方法もあります。

ヒント

プールに穴があいてしまったときのために、補修用パッチが付属する製品を選んでおくと長く使えます。小さな穴なら付属パッチで補修できることが多く、買い替えずに済みます。

よくある質問

何歳から使えますか?
明確な決まりはなく、製品ごとに対象年齢の表示があります。目安として、0〜1歳はごく浅い小型のベビープール、1〜3歳は中型、3歳以上は大型や滑り台付きも候補になります。いずれも水深は浅めにし、年齢を問わず大人が必ずそばで見守ることが前提です。発達には個人差があるため、お子さんの様子に合わせて選んでください。
水深はどれくらいにすればいいですか?
低年齢ほど浅くし、子どもが安定して座ったり立ったりできる深さにとどめます。消費者庁は「わずか10cmの深さの水でも溺れるおそれがある」、こども家庭庁は「たった3cm以上の深さがあれば乳幼児は溺れる可能性がある」と注意を呼びかけています。深く張るほど安全管理が難しくなるので、浅めに張り、短時間でも目を離さないことが大切です。
庭・ベランダ・お風呂場、どこがいいですか?
置けるスペースと水量で選びます。庭は中〜大型や滑り台付きが置けますが、平らで小石のない場所を選び、下にマットを敷くと安心です。ベランダは浅めの小〜中型にして排水経路と規約を確認。お風呂場・室内は天候に左右されず小型で手軽に使えます。
空気入れは必要ですか?電動がいいですか?
壁を膨らませるタイプは空気入れが必要です。大型を口で膨らませるのは大変なので、電動ポンプがあると準備・片付けが短時間で済みます。空気入れの手間を避けたい場合は、空気不要で自立する折りたたみ式という選択肢もあります。空気口(ノズル)の形状が合うかも確認しましょう。
使ったあとの水はどうすればいいですか?
遊び終わったら、その場ですぐ水を抜き切ってください。水を張ったまま放置すると、後で子どもが一人で近づいて事故につながる危険があります。排水栓付きを選ぶと水抜きがラクです。抜いたあとは本体をよく乾かしてから収納すると、カビや傷みを防げます。
熱中症や日焼けが心配です。
日差しの強い時間帯(おおむね10〜14時ごろ)を避け、パラソルやサンシェードで直射日光をさえぎりましょう。こまめな水分補給と休憩をはさみ、長時間は続けないこと。地面やプールサイドが熱くなるので足元にも注意し、日焼け止めなどの対策も合わせて行うと安心です。
収納やお手入れのコツはありますか?
使用後はよく乾かしてから、付属の袋やコンパクトにたたんで保管します。湿ったままだとカビや臭いの原因になります。穴あきに備えて補修パッチ付きの製品だと長持ちします。シーズン前後は破れや劣化がないかを点検し、傷んだものは無理に使わないようにしましょう。

まとめ|「場所・水深・手間」を軸に、安全第一で選ぶ

家庭用プールは、「(1)設置場所(庭・ベランダ・お風呂場) (2)年齢に合う水深・形状 (3)素材・空気入れ・排水などの手間」を軸に決めると選びやすくなります。低年齢のうちは浅くて小さいシンプルなもの、大きくなったら大型や滑り台付きへ。そして何より、水深は数cmでも溺水は起こりうることを忘れず、目を離さない・遊んだらすぐ抜く、を徹底しましょう。

家庭用プール 選び方チェックリスト

  • 設置場所(庭/ベランダ/お風呂場)を決め、置けるサイズを確認した
  • 年齢に合う浅めの水深・形状(丸型/四角/滑り台付き)を選んだ
  • 底のクッション性・素材の厚み・補修パッチの有無を見た
  • 空気入れの要否を決め、必要なら電動ポンプも検討した
  • 排水栓の有無など、片付け・お手入れのしやすさを確認した
  • 遊ぶ間は目を離さない・遊び終わったらすぐ排水すると決めた
  • 日よけ・水分補給・休憩で熱中症と日焼けの対策をする

製品選びと同じくらい、使い方が安全を左右します。浅く張って短時間で楽しみ、毎回しっかり水を抜く。これを習慣にして、暑い季節の水遊びを安心して楽しみましょう。気になる体調の変化や、ヒヤッとする出来事があったときは、ひとりで抱え込まず早めに小児科や自治体の相談窓口へ相談してください。

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出典・参考

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