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子ども用サングラスの選び方|UVカット性能・フィット・安全性と無理なく使うコツ

対象の目安: 1〜6歳ごろ

カナデ発達・おでかけ担当
・ 約14分で読めます
子ども用サングラスの選び方|UVカット性能・フィット・安全性と無理なく使うコツ

「子どもにもサングラスは必要?」「どんなものを選べば目を守れるの?」。夏の日差しが強まると、まぶしそうに目を細める子を見て気になる方はとても多いです。この記事では、環境省や気象庁の情報をもとに、子ども用サングラスを選ぶときの見方と、無理なく使うコツを整理しました。帽子や日陰と組み合わせながら、まぶしさと紫外線から目をやさしく守る一つの手段として役立ててください。目の状態や見え方で気になることがあるときは、眼科に相談すると安心です。

なぜ子どもの目にも紫外線対策?|まず全体像

紫外線対策というと肌の日焼けを思い浮かべがちですが、目もまた紫外線を浴びる部分です。環境省「紫外線環境保健マニュアル2020」は、子どものころからの紫外線対策として、帽子・日陰の利用・衣服とあわせてサングラスを挙げています。子どもは屋外で過ごす時間が長く、大人より紫外線の影響を受けやすい面があるため、早めに習慣づけておく発想が役立ちます。

まずは全体像を早見表で押さえておきましょう。細かな選び方は次の節から順に見ていきます。

観点見るポイントひとことメモ
UVカット性能UVカット率99%以上・UV400などの表示最優先で確認したい基準
レンズの色色の濃さは性能と別物濃い=紫外線を防ぐ、ではない
フィット顔の幅に合い隙間が少ない形横や下からの光を減らす
素材・安全性割れにくい・軽い・肌当たり転んでも安心しやすい
かけ続ける工夫ずれ防止バンド・軽さ嫌がらず続けやすい

子どものころからの紫外線対策として帽子・日陰・衣服とともにサングラスが挙げられている点は、環境省「紫外線環境保健マニュアル2020」を参考にしています。

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選ぶ基準1|UVカット性能を最優先で確認する

子ども用サングラスで最初に確認したいのが、紫外線をどれだけ防げるかというUVカット性能です。見た目やデザインよりも、まずここを基準に選ぶと失敗が少なくなります。

  1. 1

    性能表示を探す

    パッケージや値札に「UVカット率99%以上」「紫外線透過率1.0%以下」「UV400」といった表示があるかを確認します。UV400は波長400nmまでの紫外線をほぼカットする目安として使われる表記です。
  2. 2

    表示がないものは慎重に

    色つきレンズでもUVカット性能の記載がない製品は、どれだけ紫外線を防げるか分かりません。子ども用として使うなら、性能が明記されたものを選ぶと安心です。
  3. 3

    用途に合うか見る

    日常の外遊びやおでかけなら、まず性能表示のある一般的な子ども用で十分です。強い日差しの海・プールなどでは、あわせて帽子や日陰も使う前提で考えます。

ヒント

「UVカット率99%以上」と「UV400」はどちらも紫外線を防ぐ性能の目安としてよく使われます。両方書かれていることもあれば片方だけのこともあります。迷ったら、いずれかの性能表示が明確にあるものを選ぶとよいでしょう。

UVカット率の高いキッズサングラス(UV400表示)

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UVカット率の高いキッズサングラス(UV400表示)

まず確認したいのはUVカット性能。UV400やUVカット率99%以上と明記されたタイプを選ぶと、レンズの色に惑わされず目安がはっきりします。対象年齢の記載もあわせて見ておきましょう。

※価格・在庫は変動します。最新の情報は各販売サイトでご確認ください。

選ぶ基準2|レンズの色の濃さと性能は別物

見落としやすいのが、レンズの色とUVカット性能は別だという点です。「色が濃いほど紫外線を防いでくれそう」と感じますが、色の濃さは主にまぶしさ(可視光)をどれだけ抑えるかに関わるもので、紫外線をどれだけカットするかとは直接結びつきません。

むしろ、UVカット機能のない濃い色のレンズは注意が必要と言われます。暗く見えることで目の瞳孔が開きやすくなり、そこへ紫外線が届くと目にとってかえって負担になりうるためです。だからこそ、色の濃さだけで選ばず、必ずUVカット性能の表示を確認することが大切になります。

注意

UVカット性能の表示がない、色だけが濃いサングラスは避けましょう。まぶしさは抑えられても紫外線を防げるとは限らず、目の負担になる可能性があります。おもちゃ売り場のファッション用などは性能表示の有無をよく確かめてください。

偏光レンズのキッズサングラス

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偏光レンズのキッズサングラス

水面や地面の照り返しがまぶしい場面では偏光レンズが選ばれることがあります。ただし偏光機能とUVカット性能は別なので、UV400などの紫外線対策表示も合わせて確認しましょう。

※価格・在庫は変動します。最新の情報は各販売サイトでご確認ください。

選ぶ基準3|フィットと安全性・かけ続ける工夫

性能を確認したら、次は顔に合うかと、子どもが使い続けられるかを見ていきます。どんなに性能が高くても、隙間から光が入ったり、痛くて嫌がったりすると続きません。

顔にフィットする形を選ぶ

サングラスは、レンズと顔の間に隙間があると横や下から紫外線が入ってきます。子どもの小さな顔の幅に合ったサイズで、頬や鼻に沿うカーブのある形だと、隙間が少なく光をさえぎりやすくなります。ずり落ちてこないか、耳やこめかみが痛くないかも確認しましょう。

割れにくく軽い素材を選ぶ

子どもは走ったり転んだりするため、レンズやフレームが割れにくく、当たっても痛くなりにくい素材だと安心です。やわらかいフレームや軽い作りのものは、長時間かけても負担になりにくく、破損時のけがのリスクも下げやすくなります。

ずれ防止バンドなど続けやすい工夫

低年齢の子には、後頭部で留めるずれ防止バンド付きだと、動いてもずれにくく外れにくいので使いやすいことがあります。軽さや肌当たりのよさも、嫌がらず続けるための大切なポイントです。

フィット・安全性のチェック

  • 顔の幅に合い、レンズと顔の隙間が少ない形か
  • 鼻や耳が痛くならず、ずり落ちてこないか
  • レンズ・フレームが割れにくく、当たっても痛くなりにくい素材か
  • 軽くて長時間でも負担になりにくいか
  • 低年齢なら、ずれ防止バンドなど外れにくい工夫があるか

ずれ防止バンド付きベビー・キッズサングラス

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ずれ防止バンド付きベビー・キッズサングラス

低年齢の子には後頭部で留めるバンド付きが動いてもずれにくく便利です。やわらかいフレームや軽い素材だと肌当たりがよく、嫌がりにくいことがあります。

※価格・在庫は変動します。最新の情報は各販売サイトでご確認ください。

スポーツタイプのジュニアサングラス(UV400)

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スポーツタイプのジュニアサングラス(UV400)

活発に動く時期には、顔に沿うカーブで隙間が少なく、割れにくいスポーツタイプが選ばれることがあります。UV400などの性能表示と、軽さ・フィットを合わせて確認しましょう。

※価格・在庫は変動します。最新の情報は各販売サイトでご確認ください。

年齢別の目安と使う場面

いつからサングラスを使うかは、はっきりした決まりがあるわけではなく個人差があります。以下はあくまで目安として、無理のない範囲で取り入れる考え方です。

年齢の目安取り入れ方の考え方
1〜2歳ごろまず帽子・日陰が中心。嫌がらなければバンド付きを短時間から試す程度に
3〜4歳ごろ遊びの合間にまぶしい時だけ。本人が「かけてみたい」と思えたら習慣づけのきっかけに
5〜6歳ごろ海・プール・雪山・照り返しの強い場所などで、帽子と併用して活用しやすい

紫外線の強さは日や時間帯で変わります。気象庁は紫外線の強さを示す「UVインデックス」という指標を示しており、WHO(世界保健機関)はこの指標を活用した紫外線対策をすすめています。値が大きいほど対策を強めるという考え方で、日ざしの強い日中は日陰や帽子を優先し、そこにサングラスを組み合わせると分かりやすいです。

紫外線の強さを示す指標であるUVインデックスや、WHOがこの指標を活用した紫外線対策を推奨している点は、気象庁「UVインデックスとは」を参考にしています。

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つまずき・困ったとき|嫌がる・すぐ外す

「せっかく用意したのに、かけた瞬間に外してしまう。無理に続けさせるべきか迷う」という声はとても多く聞かれます。
2歳児の保護者

初めての子には、視界が変わるサングラスに戸惑う子も少なくありません。無理強いはせず、次のような工夫で少しずつ慣らしていくと続けやすくなります。

  1. 1

    まず短時間から始める

    最初は数十秒〜数分でも十分です。嫌がったらすぐ外し、「まぶしくないね」と声をかけて楽しい体験と結びつけます。
  2. 2

    親も一緒にかけてみせる

    大人が楽しそうにかけていると、まねをしたくなる子もいます。「おそろいだね」と遊びの延長にすると受け入れやすくなります。
  3. 3

    まぶしい場面を選ぶ

    照り返しの強い水辺や、日ざしの強い時間帯など、本人が「まぶしい」と感じる場面だと必要性を実感しやすく、外さずにいられることがあります。
  4. 4

    帽子・日陰を土台にする

    どうしても嫌がる日は無理せず、帽子や日陰でまぶしさをやわらげます。サングラスはあくまで手段の一つと考えると気が楽です。

メモ

かけたがらない日が続いても心配しすぎなくて大丈夫です。まずは帽子・日陰・時間帯の工夫という土台があれば、サングラスは使える範囲で取り入れれば十分です。目を細める・涙が出る・見えにくそうなど気になる様子が続くときは、眼科に相談しましょう。

よくある質問

子どもにサングラスは本当に必要ですか?
必須というわけではありませんが、環境省の資料では子どものころからの紫外線対策として帽子・日陰・衣服とともにサングラスが挙げられています。屋外で過ごす時間が長い子どもは紫外線の影響を受けやすい面があるため、まぶしい場面で目を守る一つの手段として取り入れる価値はあります。まずは帽子や日陰を土台に、無理のない範囲で使いましょう。
何歳から使えますか?
はっきりした決まりはなく個人差があります。低年齢のうちは帽子・日陰が中心で、嫌がらなければバンド付きを短時間から試す程度から。3歳ごろからまぶしい時だけ、5〜6歳ごろは海やプールなど照り返しの強い場所で帽子と併用、というように段階的に考えると無理がありません。
レンズは色が濃いほど紫外線を防げますか?
いいえ、色の濃さはまぶしさを抑える度合いに関わるもので、紫外線をどれだけ防ぐかとは別です。UVカット機能のない濃い色のレンズは、暗さで瞳孔が開いたところに紫外線が届き、かえって目の負担になりうるとされます。必ずUVカット率99%以上やUV400などの性能表示を確認してください。
UV400とUVカット率99%以上はどう違いますか?
どちらも紫外線を防ぐ性能の目安としてよく使われる表記です。UV400は波長400nmまでの紫外線をほぼカットする目安、UVカット率99%以上は紫外線をカットする割合を示します。両方書かれていることも片方だけのこともあります。いずれかの性能表示が明確にあるものを選べば目安になります。
すぐ外してしまって続きません。どうすれば?
無理強いは避け、数十秒〜数分の短時間から始めましょう。親も一緒にかけて見せる、まぶしさを実感しやすい水辺や日ざしの強い場面を選ぶ、といった工夫が役立ちます。それでも嫌がる日は帽子や日陰でまぶしさをやわらげ、サングラスは使える範囲で取り入れれば十分です。
普通のおもちゃのサングラスでも大丈夫ですか?
ファッション用やおもちゃのサングラスは、UVカット性能が表示されていないものもあります。色が濃くても紫外線を防げるとは限らず、かえって目の負担になる場合もあります。子ども用として使うなら、UVカット性能と対象年齢が明記され、割れにくく顔に合う製品を選ぶと安心です。
サングラスがあれば帽子や日焼け止めはいりませんか?
サングラスは目のまぶしさと紫外線対策の一つの手段で、帽子・日陰・衣服・日焼け止めと組み合わせて使うのが基本です。気象庁のUVインデックスの考え方でも、値が大きいほど複数の対策を組み合わせて強めることがすすめられています。サングラスだけに頼らず、土台となる対策とあわせて使いましょう。

まとめ|性能表示を基準に、続けられる1本を

子ども用サングラスは、まずUVカット性能(UVカット率99%以上・UV400など)を基準に選ぶのが基本です。レンズの色の濃さは性能と別物なので、色だけで判断しないよう気をつけましょう。そのうえで、顔にフィットして隙間が少ない形、割れにくく軽い素材、ずれ防止バンドなど続けやすい工夫を確認します。使うときは無理強いせず短時間から、帽子や日陰と併用して取り入れてください。

子ども用サングラス選び・使い方チェック

  • UVカット率99%以上・UV400など性能表示を確認したか
  • レンズの色の濃さだけで選んでいないか
  • 顔の幅に合い、隙間が少なくずり落ちない形か
  • 割れにくく軽い素材で、当たっても痛くなりにくいか
  • 低年齢ならずれ防止バンドなど外れにくい工夫があるか
  • 無理強いせず短時間から、帽子・日陰と併用しているか

見え方や目の様子で気になることが続くとき、まぶしがり方が強いと感じるときは、ひとりで抱え込まず眼科に相談すると安心です。まずは無理のない範囲で、目を守る習慣を少しずつ育てていきましょう。

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出典・参考

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