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はじめてのクレヨンの選び方|1〜3歳のお絵かきデビュー、安全素材・握りやすさ・落ちやすさで選ぶ

対象の目安: 1〜3歳ごろ

サキ知育・あそび担当
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はじめてのクレヨンの選び方|1〜3歳のお絵かきデビュー、安全素材・握りやすさ・落ちやすさで選ぶ

「はじめてのクレヨン、どれを選べばいい?」「まだ口に入れる時期だけど大丈夫?」。お絵かきデビューのクレヨンは種類が多く、素材も形もさまざまで、迷う方はとても多いです。この記事は、お絵かき遊びの進め方そのものではなく、あくまで「はじめてのクレヨンというモノの選び方」に絞って、安全性・握りやすさ・折れにくさ・落ちやすさ・発色と本数といった軸を整理しました。1〜3歳を中心に、最後は対象年齢表示や実物を確かめて選んでください。

全体像|まず決めるのは「安全素材」「握りやすさ」「落ちやすさ」

クレヨン選びは要素が多く見えますが、はじめに「口に入れてもなるべく安心か(安全素材)」を確認し、そのうえで「小さな手で握りやすいか(太さ・形)」「ついても落としやすいか(洗いやすさ)」を年齢に合わせて選ぶと絞り込めます。発色や本数、折れにくさはそのあとで比べれば十分です。お絵かき遊びが手指や感覚の発達につながる話は簡潔に触れるにとどめ、ここではモノの選び方に集中します。

決めること主な選択肢ざっくりの選び方
安全素材みつろう / 野菜・米ぬか由来 / 一般的なパラフィン口に入れる時期はなめても安心とされる素材が選ばれやすい
握りやすさ太巻き / 短い / ブロック型・たまご型手のひら握りの1〜2歳は太い・短い・にぎり型が持ちやすい
落ちやすさ水で落ちる / 通常タイプ手・服・壁が気になるうちは水で落ちるタイプが安心
発色・本数6〜12色 / 16色以上はじめては色を選びやすい6〜12色から。多すぎなくてよい

お絵かきそのものの発達的な意義や遊びの広げ方は、微細運動(手指を使う遊び)の記事にゆずります。ここではクレヨン単体の選び方を深掘りします。

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安全性で選ぶ|なめる時期は素材と対象年齢表示を確認

1〜2歳はクレヨンを口に入れたり、なめたり、かじったりしがちな時期です。まずは、万一口に入っても大きな害になりにくいとされる素材かどうかと、対象年齢の表示を確認しましょう。

はじめてのクレヨンで選ばれやすいのが、みつろう(蜜蝋)を使ったタイプです。みつろうはミツバチが巣づくりのために出す天然のろうで、食品や化粧品にも使われる素材です。ほかに、野菜由来の色素や米ぬか由来のろうを使い、食品規格に準じて作られた製品もあります。これらは「なめても比較的安心」とうたわれることが多いですが、食べてよいものではないため、口に入れる前提ではなく「万一のときの安心材料」として捉えるのが基本です。

素材の目安特徴向いている時期
みつろう(蜜蝋)入り天然ろうが主原料。折れにくく発色もよい傾向お絵かきデビュー〜
野菜・米ぬか由来食品由来の色素・ろうを使うタイプなめる時期の1〜2歳
一般的なパラフィン定番で色数・入手しやすさに優れる口に入れなくなってきた2〜3歳〜

安全性の裏づけとして、国内では玩具安全基準を満たした製品に付く「STマーク」や、パッケージの対象年齢表示が目安になります。STマークは形状・素材・可燃性などの安全基準に適合した玩具に表示されるもので、対象年齢の表示とあわせて確認すると選びやすくなります。

STマークが玩具安全基準(機械的・物理的安全性、可燃安全性、化学的安全性など)に適合した玩具に表示されるものであること、対象年齢表示を確認する考え方は、一般社団法人日本玩具協会「STマーク」のページを参考にしています。文具として販売されるクレヨンにはSTマークが付かないものもあるため、その場合は対象年齢表示や素材表示を確認します。

みつろうクレヨン(蜜蝋入り・お絵かきデビュー向け)

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みつろうクレヨン(蜜蝋入り・お絵かきデビュー向け)

天然のみつろうを使ったクレヨンは、なめてもなるべく安心とされる素材で、お絵かきデビューに選ばれやすいタイプです。発色がよく折れにくい傾向がありますが、食べてよいものではないので、口に入れる時期はそばで見守りましょう。対象年齢表示も確認してください。

※価格・在庫は変動します。最新の情報は各販売サイトでご確認ください。

握りやすさで選ぶ|太い・短い・ブロック型やたまご型

1〜2歳ごろは、まだ鉛筆のように指でつまむのが難しく、手のひら全体で握る「にぎり持ち」が中心です。この時期は、細い一般的なクレヨンより、太くて短いものや、ブロック型・たまご(卵)型のように手のひらで包める形のほうが握りやすく、力の弱い子でも色が出しやすいです。太い軸は折れにくさにもつながります。

形・太さ握りやすさ特徴
太巻き(極太)手のひら握りでも持ちやすい折れにくく色が出やすい。定番で色数も豊富
ブロック型(直方体)面でも角でも描ける塗り広げやすく倒れにくい。積み木のように遊べるものも
たまご型・にぎり型小さな手で包みやすい転がりにくく、はじめての1本に向く
一般的な細軸つまむ力がついてから3歳ごろ〜。線が描きやすい

握力や持ち方には個人差が大きいので、対象年齢はあくまで目安です。実物を握らせてみて、無理なく色が出せる太さ・長さを選ぶと失敗しにくくなります。角がとがっていないか、口に入る小さなキャップなどが付いていないかもあわせて確認しましょう。

ベビーコロール(積み重ねOK・握りやすいにぎり型)

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ベビーコロール(積み重ねOK・握りやすいにぎり型)

丸みのあるにぎり型で、まだペンを持てない子でも手のひらでしっかり握れる定番。中が空洞で積み重ねて遊べるタイプもあります。先端に空気の通る穴があり誤飲時の窒息リスクを下げる工夫がされていますが、対象年齢を確認し、口に入れる時期はそばで見守りましょう。

※価格・在庫は変動します。最新の情報は各販売サイトでご確認ください。

折れにくさ・汚れにくさ|力いっぱい描いても安心

はじめてのお絵かきは、力の加減がまだ難しく、ぎゅっと強く握って描きがちです。太くて短い軸や、みつろう入り・ブロック型は比較的折れにくく、はじめての1本に向きます。細くて長いタイプは線が描きやすい反面、力が集中すると折れやすいので、つまむ力がついてきた3歳ごろからのほうが扱いやすい傾向です。

手の汚れにくさも、はじめてのうちは大切なポイントです。表面がべたつきにくいものや、紙巻き・フィルム巻きのタイプは手が汚れにくく、握る部分を包んでいるので折れ止めにもなります。逆に、やわらかくよく伸びるタイプは発色が濃い分、手や服につきやすいことがあります。落ちやすさ(次の項)とあわせて、生活スタイルに合うものを選びましょう。

ヒント

最初は色数を欲張らず、6〜12色くらいから始めると、子どもが色を選びやすく、片づけもラクです。足りないと感じたら買い足せます。ケースにゴムバンドや色名シールが付いていると、散らばりにくく片づけの練習にもなります。

落ちやすさ・洗いやすさで選ぶ|手・服・壁の汚れ対策

はじめてのクレヨンで多い悩みが、手や服、机、壁についてしまう汚れです。近年は「水でおとせる(水で落ちる)」タイプが増えていて、手や体についても水やぬるま湯で洗い流しやすく、つるつるした面なら濡れ布巾で拭き取れるものもあります。汚れが気になるうちや、賃貸で壁が心配な家庭では選びやすい選択肢です。

ただし「水で落ちる」といっても、布や紙、ザラザラした壁紙など素材によっては落ちにくいことがあります。服は洗濯で完全に落ちない場合もあるため、汚れてもよい服やスモックで描く、下に大きめの紙やレジャーシートを敷く、といった対策をあわせておくと安心です。落書き対策としては、お絵かき用の大きな紙やホワイトボード、繰り返し消せるお絵かきボードを用意して「ここに描く」と場所を決めるのも有効です。

水でおとせるクレヨン(手・壁の汚れが落としやすい)

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水でおとせるクレヨン(手・壁の汚れが落としやすい)

手や体についても水で洗い流しやすく、つるつるした面は濡れ布巾で拭き取れるタイプ。太めで折れにくく、みつろう入りの製品もあります。布や壁紙など素材によっては落ちにくいことがあるので、スモックや敷き紙とあわせて使うと安心です。

※価格・在庫は変動します。最新の情報は各販売サイトでご確認ください。

発色と本数で選ぶ|はじめては6〜12色から

色数は多いほどよいわけではありません。1〜2歳のうちは、たくさんあると迷ったり全部出して散らかしたりしがちなので、まずは6〜12色くらいの基本色から始めると、子どもが色を選びやすく、片づけも簡単です。赤・青・黄・緑など、はっきりした発色のものを選ぶと、描いた線がよく見えて楽しめます。

3歳ごろになって、いろいろな色を使い分けたい様子が出てきたら、16色前後に増やすのもよいでしょう。定番ブランドの太巻きタイプは、発色がよく1本ずつの買い足しや詰め替えがしやすいものもあり、コスパの面でも選ばれています。

太巻きクレヨン 12色(発色のよい定番・コスパ重視)

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太巻きクレヨン 12色(発色のよい定番・コスパ重視)

発色がよく折れにくい太巻きの定番タイプ。はじめては6〜12色から選ぶと色を選びやすく片づけもラクです。紙巻きのものは手が汚れにくく折れ止めにもなります。対象年齢表示を確認し、なめる時期はそばで見守りましょう。

※価格・在庫は変動します。最新の情報は各販売サイトでご確認ください。

安全上の注意|なめる・かじる時期は見守りを

注意

「なめても安心」とうたう素材でも、クレヨンは食べ物ではありません。とくに1〜2歳は口に入れたりかじったりしがちなので、お絵かきは必ずそばで見守り、使い終わったらすぐ手の届かない場所に片づけましょう。折れて小さくなったかけらは誤飲・窒息の原因になりやすいので、短くなったら早めに交換します。万一大量に飲み込んだ、いつもと様子が違うといったときは、無理に吐かせず、製品名を控えて医療機関や中毒110番に相談してください。

小さな物を口に入れて誤飲・窒息する事故が乳幼児に起こりやすく、手の届く場所に小さな物を置かない・目を離さないといった予防が大切であることは、消費者庁「こどもの事故防止」の注意喚起を参考にしています。折れて小さくなったクレヨンのかけらにも同様の注意が必要です。

つまずき・よくある声

「まだ口に入れる時期だけど、そろそろお絵かきをさせたい」という声はとても多いです。なめても比較的安心とされる素材を選び、短時間・そばで見守りを前提にすると、はじめの一歩を踏み出しやすくなります。
1〜2歳児を育てる保護者
「壁に描いてしまって焦った」という相談もよくあります。水で落ちるタイプを選び、大きな紙やお絵かきボードで『描く場所』を決めておくと、後片づけの負担がぐっと軽くなります。
2歳児を育てる保護者

よくある質問

はじめてのクレヨンは何歳ごろから使えますか?
製品にもよりますが、対象年齢1歳以上や2歳以上と表示されたものが多く、手のひらで握れるようになったころが一つの目安です。ただし握力や口に入れる頻度には個人差が大きいので、対象年齢はあくまで目安と考えてください。まだ何でも口に入れる時期は、なめても比較的安心とされる素材を選び、必ずそばで見守りながら短時間から始めると安心です。
口に入れても安全なクレヨンはありますか?
みつろう(蜜蝋)入りや、野菜・米ぬか由来の素材で作られ、食品規格に準じたクレヨンは『なめても比較的安心』とうたわれることが多いです。ただし、これは万一のときの安心材料であって、食べてよいものではありません。どの製品でも、口に入れる・かじる時期はそばで見守り、折れたかけらの誤飲にも注意してください。
太いクレヨンと細いクレヨン、どちらを選べばいいですか?
手のひらで握る1〜2歳ごろは、太くて短いものやブロック型・たまご型が握りやすく、折れにくいのでおすすめです。指でつまむ力がついてくる3歳ごろからは、線が描きやすい一般的な細軸も扱いやすくなります。実物を握らせて、無理なく色が出せる太さを選ぶと失敗しにくいです。
服や壁についた汚れが心配です。どう選べばいいですか?
手や体を水で洗い流しやすい『水でおとせる』タイプが選びやすいです。つるつるした面は濡れ布巾で拭き取れるものもあります。ただし布や壁紙など素材によっては落ちにくいことがあるため、スモックや大きめの敷き紙、お絵かきボードで『描く場所』を決める対策とあわせると安心です。
はじめは何色くらいあればいいですか?
6〜12色くらいの基本色から始めると、子どもが色を選びやすく、片づけもラクです。多すぎると迷ったり散らかしたりしがちなので、はじめは欲張らなくて大丈夫です。使い分けたい様子が出てきたら16色前後に増やすとよいでしょう。

まとめ|「安全素材・握りやすさ・落ちやすさ」で選ぶ

はじめてのクレヨンは、まず口に入れてもなるべく安心とされる素材(みつろう・野菜/米ぬか由来など)と対象年齢表示を確認し、手のひらで握れる太さ・形、そして手や服・壁の汚れを落としやすいかを軸に選ぶと絞り込めます。発色や本数は6〜12色から始めれば十分です。どの製品でも、なめる・かじる時期はそばで見守り、折れたかけらの誤飲に注意することが何より大切です。

はじめてのクレヨン 選び方チェックリスト

  • みつろう・野菜/米ぬか由来など、なめてもなるべく安心とされる素材か確認した
  • 対象年齢表示やSTマーク、素材表示を確認した
  • 手のひらで握れる太い・短い・ブロック型やたまご型を選んだ
  • 力いっぱい描いても折れにくい太さ・素材か確認した
  • 手・服・壁が気になるなら水で落ちるタイプを選んだ
  • はじめは6〜12色から。ケースや色名シールで片づけやすくした
  • なめる時期はそばで見守り、折れたかけらはすぐ片づけると決めた

クレヨンは、お絵かきデビューの楽しさを左右する身近な道具です。安全と握りやすさを大切に選べば、色をのせる楽しさに集中できます。お絵かきを通じた手指の発達や遊びの広げ方は、関連記事もあわせて確認してください。使い方や素材に不安があるときは、パッケージの表示やメーカーの案内を確認しましょう。

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