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絵本棚・おもちゃ収納の選び方|子どもが自分で戻せる棚をタイプ別に比較

対象の目安: 1〜6歳ごろ

サキ知育・あそび担当
・ 約19分で読めます
絵本棚・おもちゃ収納の選び方|子どもが自分で戻せる棚をタイプ別に比較

絵本もおもちゃも、増えるスピードのほうが片づけのスピードより速い。床に散らばった積み木をまたぎながら「どうして戻してくれないんだろう」とため息が出る日は、どのご家庭にもあります。ただ、戻さない原因の多くは子どものやる気ではなく、棚のほうにあります。高すぎて手が届かない、詰まっていて入らない、どこに戻すのか分からない。この3つが起きていると、大人でも片づけたくなくなります。この記事では、絵本棚・おもちゃ収納を5つのタイプに分けて比較し、「子どもが自分で出して自分で戻せる」棚を選ぶための条件と、転倒防止をはじめとする安全面のチェックポイントをまとめました。

片づけの声かけや習慣そのものの作り方は別記事にまとめています。この記事は「どんな棚を買うか」というモノ選びに絞ってお伝えします。

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タイプ別の早見表

まずは全体像です。価格は仕様やサイズで大きく変わるため、ここでは相対的な目安として記しています。

タイプ向く年齢の目安入る量自分で出し入れできるか設置スペース価格帯の目安
表紙が見える絵本ラック1〜4歳ごろ少なめとてもしやすい。表紙で選べる幅は要るが奥行きは浅い中くらい
背表紙を並べる低い本棚3歳ごろ〜多い字が読めなくても位置で覚えれば戻せる幅・奥行きとも要る低め〜中くらい
トイラック(ラック+収納ボックス)1〜6歳ごろ多い箱に入れるだけなので戻しやすい幅が要る中くらい〜高め
カラーボックス+収納ボックス1〜6歳ごろ中〜多い横置きにして箱を合わせれば戻せる縦横どちらでも置ける低め
キャスター付きワゴン2歳ごろ〜少なめ遊ぶ場所まで運べる小さい低め〜中くらい

多くの家庭で相性がよいのは、絵本は表紙が見えるラック、おもちゃは箱に放り込めるトイラックかカラーボックス、今よく遊ぶものだけワゴン、という組み合わせです。すべてを1台でまかなおうとすると、どこかに無理が出ます。

「自分で出せて戻せる」棚の5つの条件

家具のタイプを決める前に、この5つを満たしているかを見てください。ここを外すと、どんなに評判のよい棚でも使われません。

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    高さは子どもの肩まで

    よく使う段は、立った子どもの目線から肩の高さまでに収めます。上から見下ろせる高さだと中身が把握でき、背伸びやよじ登りも起きにくくなります。1〜2歳なら床から30〜50cm程度、4歳前後でも70cm程度までが扱いやすい範囲です(身長には個人差があるので、実際にお子さんの前に立って確かめてください)。
  2. 2

    1か所に1種類だけ

    「ここは絵本」「この箱はブロック」と、1つの場所に1つの中身を決めます。分類は大まかで十分です。「乗り物」「動物」「ままごと」のように細かく分けるほど、子どもは迷って戻さなくなります。
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    写真か絵のラベルを貼る

    文字が読めない年齢でも、中身の写真やイラストが貼ってあれば自分で判断できます。手持ちのおもちゃを箱に入れて撮り、印刷して貼るのがいちばん確実です。
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    量は棚の8割まで

    ぎゅうぎゅうに詰まった棚には、子どもの力では戻せません。棚も箱も、見た目に余白が残る量までにします。入りきらない分は別の場所へ移し、時期を見て入れ替えます。
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    棚の前に床の余白を残す

    棚の正面に1歩ぶんの空きがないと、しゃがんで出し入れができません。ソファやテーブルを寄せすぎていないか、棚を置く前に床の動線を確かめておきます。

ヒント

迷ったら「大人が3秒で戻せるか」を試してみてください。ふたを開けて、中身をよけて、押し込む。大人でも面倒だと感じる動作は、子どもにはまず続きません。ふたなし・仕切りなし・上から入れるだけ、が最も戻しやすい形です。

タイプ別の選び方と、見ておきたい仕様

表紙が見える絵本ラック

前向きに絵本を並べるラックです。字が読めない時期の子どもは背表紙では本を選べないので、表紙が見えるだけで「自分で選んで、自分で戻す」がぐっと成立しやすくなります。一方で収納冊数は多くありません。今読みたい十数冊を置く「特等席」と考え、残りは別の場所に置くのが現実的です。

見ておきたいのは、受け皿の深さと角度です。浅すぎると本が滑り落ち、深すぎると子どもの手では抜き取れません。また、大型の絵本や横長の絵本が入るかも確認しておくと失敗が減ります。

表紙が見えるタイプの木製絵本ラック

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表紙が見えるタイプの木製絵本ラック

表紙を前向きに並べる定番の形です。字が読めない時期でも子どもが自分で選べるのが利点。段数と受け皿の深さ、大型絵本が入る幅かどうかを確認してから選ぶと使い勝手が変わります。

※価格・在庫は変動します。最新の情報は各販売サイトでご確認ください。

トイラック(おもちゃ収納ラック+収納ボックス)

斜めに傾いた棚に、樹脂や布の収納ボックスを差し込む形の家具です。上から放り込むだけで戻せるので、1〜3歳のうちから使えます。ボックスの大きさが上下で違う製品が多く、細かいものは小さい箱、かさばるものは大きい箱と自然に分かれます。絵本ラックが一体になった製品もあります。

チェックしたいのは、ボックスが単体で買い足せるか(壊れたときに困りません)、そしてボックスを引き出したときに棚全体が前に傾かないかです。子どもが箱を引き抜こうとして体重をかける場面は必ず起きます。

収納ボックス付きのトイラック

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収納ボックス付きのトイラック

傾いた棚にボックスを差し込む形で、上から入れるだけで戻せるのが特長です。ボックスを単体で買い足せるか、引き出したときに前へ傾かないか、耐荷重の表示があるかを見ておきましょう。

※価格・在庫は変動します。最新の情報は各販売サイトでご確認ください。

低い本棚・カラーボックス+収納ボックス

コストを抑えたい場合や、成長後も使い続けたい場合に扱いやすい選択です。カラーボックスは縦置きだと子どもには高くなるため、横置きにして高さを下げるのが基本になります。横置きの区画に、市販のインナーボックスを2つずつ入れると、おもちゃ収納としてそのまま使えます。

背表紙を並べる本棚は、絵本の量が増えてくる3歳ごろから活きてきます。位置さえ決まっていれば、字が読めなくても「いつもの場所」に戻せる子は多いものです。棚板1枚あたりの耐荷重の表示と、背板の有無(背板がないものは横方向の力に弱くなりがちです)を確認してください。

横置きにして低く使えるカラーボックス

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横置きにして低く使えるカラーボックス

横に倒して使えば高さが下がり、子どもの手が届く収納になります。インナーボックスの寸法を先に測って合わせるのがコツ。子ども部屋で使うなら、棚板の耐荷重表示と壁固定用の金具の有無も見ておきましょう。

※価格・在庫は変動します。最新の情報は各販売サイトでご確認ください。

キャスター付きワゴン

小さく、動かせるのが利点です。「今週よく遊ぶもの」だけを載せてリビングに置き、来客時は寝室へ寄せる、といった使い方ができます。すべてを収める本体には向きませんが、床置きを減らす補助としては役立ちます。

東京消防庁のハンドブックでは、日常的に動かす家具類について、移動時以外はキャスターロックをかけること、定位置がある場合は壁面や床面に固定した着脱式のベルトなどでつなぐことが示されています。子どもが押して遊ぶこと、上に乗ろうとすることも想定して選んでください。

キャスター付きの収納ワゴン

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キャスター付きの収納ワゴン

今よく遊ぶものだけを載せ、遊ぶ場所まで運べるタイプです。ストッパー付きのキャスターかどうかを必ず確認し、使わないときはロックを。重心が高くなるので、重いものは下段に置きます。

※価格・在庫は変動します。最新の情報は各販売サイトでご確認ください。

安全面で必ず確認したいこと

子ども用の収納家具は、片づけやすさ以前に安全性で選ぶ場面があります。

注意

こども家庭庁の「こどもの事故防止ハンドブック」は、1歳から6歳くらいの事故として「タンスなどの家具にぶら下がったり、引き出しを開けてよじ登ったりして家具が倒れ、下敷きになることがあります」と注意を促し、家具は固定し、引き出しや開き扉にはストッパーを付け、家具で遊ばせないようにすることを挙げています。消費者庁も、家具やテレビは固定して使うこと、家具の引き出しには鍵やストッパーなどを付けること、玩具など子どもの興味をひくものを家具の上に置かないことを呼びかけています。

「タンスなどの家具を倒して下敷きになる」(1歳〜6歳くらい)、「ドアや窓で手や指を挟む」(1歳〜3歳くらい)、「テーブルなどの家具で打撲」(0歳〜3歳くらい)の記述と注意ポイントは、こども家庭庁「こどもの事故防止ハンドブック」によります。家具やテレビの固定・引き出しのストッパー・家具の上に子どもの興味をひくものを置かないことは、消費者庁「家具やテレビの転倒に気を付けましょう!」(2017年11月10日)によります。

転倒防止(壁固定と重心)

東京消防庁の「家具類の転倒・落下・移動防止対策ハンドブック」(令和6年1月)では、転倒・落下・移動防止対策の基本はネジによる固定であるとし、家具を固定する対象を壁下地の柱、間柱、胴縁等としています。同ハンドブックの対策器具一覧では、家庭用家具に対してL型金具やプレート式器具が「効果が高い」区分に置かれています。ネジ止めができない住まいでポール式(突っ張り)を使う場合は、家具の両端の壁側奥にできるだけ奥へ取り付け、ストッパー式やマット式と併用して家具の上下に対策を取ること、天井の強度を確認することが示されています。

収納の仕方についても、重いものを下に収納して重心を低くすること、避難通路や出入口の周辺に転倒・移動しやすい家具類を置かないこと、寝る場所や座る場所にはなるべく家具を置かず、置く場合は背の低い家具にすることが挙げられています。

購入前のチェックとしては、壁固定用の金具やベルトが付属しているか、天板に金具を留められる強度があるか(天板の後ろ側に桟がないものは、幅全体に板を渡してから金具を付ける方法が紹介されています)を見ておくと、設置がスムーズです。

壁下地(柱・間柱・胴縁等)へのネジ固定が基本であること、L型金具・プレート式器具の効果区分、ポール式器具の取付け位置とストッパー式・マット式との併用、重いものを下に収納して重心を低くすること、避難通路・寝る場所への家具配置の注意、日常的に動かす家具のキャスターロックと着脱式ベルトは、東京消防庁「家具類の転倒・落下・移動防止対策ハンドブック」(令和6年1月)によります。同ハンドブックは地震対策を目的とした資料で、子ども用家具に特化したものではありません。

指はさみ・角・耐荷重・よじ登り

  • ふたと扉: おもちゃ箱のふたは、勢いよく閉じると指をはさむ危険があります。ふたなし、または開けたまま止まる構造(ゆっくり閉まるものを含む)が安心です。こども家庭庁のハンドブックでも、ドアや窓で手や指を挟む事故(1歳〜3歳くらい)に注意を促し、ちょうつがい部分への隙間防止カバーなどが挙げられています。
  • 角: 同ハンドブックでは、転倒してテーブルなどの家具の角に顔や頭をぶつける事故(0歳〜3歳くらい)について、角の丸い家具を選ぶ、クッションテープを取り付けるといった工夫が示されています。低い棚は子どもの顔の高さに天板の角が来るため、面取りされたものを選ぶ意味は大きいです。
  • 耐荷重: 棚板1枚あたりの耐荷重が表示されているかを確認します。子どもは棚に座ったり足をかけたりします。表示のない安価なものは、乗る前提の場所には向きません。
  • よじ登り対策: 上段を空にする、上に興味を引くものを置かない、といった配置の工夫がそのまま対策になります。踏み台代わりに使われそうな段があるなら、そこには重いものを入れておきます。

メモ

密閉できる大きな収納箱に子どもが入り込むと、窒息のおそれがあります。人が入れる大きさで、内側から開けにくいふた付きの箱は子どもの手の届く場所に置かないでください。判断に迷う製品は、購入前にメーカーへ対象年齢と使い方を問い合わせるのが確実です。

マークと素材表示の見方

  • SGマーク: 一般財団法人製品安全協会が定めた安全基準に適合したと認証されたことを示すマークです。ただし対象品目は決まっており、同協会の一覧では二段ベッド及びロフトベッド、食器棚、育児用たんす、乳幼児用いすなどが挙げられている一方、絵本ラックやおもちゃ収納ラックにあたる品目は2026年8月時点で見当たりません。「SGマークがないから危険」ではなく、収納家具では他の項目で確認する、と考えてください。
  • STマーク: 一般社団法人日本玩具協会の玩具安全(ST)基準に合格した玩具に表示できるマークで、機械的および物理的特性・可燃性・化学的特性の検査があります。おもちゃ向けの制度なので、収納家具そのものに付くものではありません。
  • ホルムアルデヒド(F☆☆☆☆): 日本家具産業振興会の国産家具表示認定では、家具の安定性や強度などの安全性をJISなどを参考にした試験で確認していること、合板・MDF・パーティクルボードや接着剤・塗料に国が定めたホルムアルデヒド放散量が最も少ないもの(F☆☆☆☆製品)を使用していることが基準として示されています。同認定に適合した製品には国産家具マークが表示されます。

SGマークの対象品目(二段ベッド及びロフトベッド、食器棚、育児用たんす、乳幼児用いす等)は製品安全協会「SGマーク製品を探す」の一覧を2026年8月6日に確認したものです。SGマーク・STマークの説明は消費者庁「子どもが使用する製品に付いているマークの意味」、ST基準の検査分野は日本玩具協会「玩具安全事業(STマーク)」、国産家具表示認定の基準は日本家具産業振興会によります。絵本ラック等がSGマークの対象品目に見当たらないことは上記一覧の確認時点の状況で、品目は追加されることがあります。

置き場所と、増える絵本の入れ替え

小さいうちは、子ども部屋よりリビングの一角に置いたほうがよく使われます。親のいる場所で遊び、その場で戻す流れができるからです。子ども部屋に移すのは、そこで長く遊ぶようになってからで十分間に合います。

絵本は必ず増えます。棚の容量を先に決めてしまい、「この棚に入るだけ」と上限を作ると管理が楽になります。入りきらない分は箱に入れて別の場所へ移し、月に一度など時期を決めて数冊ずつ入れ替えます。一度しまった本を出すと、新しい本のように喜ぶことも多いものです。図書館を併用すれば、買わずに冊数を回せます。借りた本は返却日が決まっているので、専用の一角(かごや棚の一段)を決めておくと紛れません。

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つまずきと対処

「せっかく棚を買ったのに、結局その前の床に全部広げてしまう」という声はとても多いです。棚の前に遊ぶ余白があるのは、実はうまくいっているサインでもあります。問題は広げることではなく、戻す先が分かりにくいことのほうです。
2歳児を育てる保護者
  • 戻さない: まず棚を見てください。中身が詰まっていないか、高い段に日常使うものが入っていないか。物理的に戻しにくい状態なら、量を減らすほうが声かけより先です。
  • 全部出してしまう: 出したい時期はどの子にもあります。一度に出る量そのものを減らすため、棚に出す量を絞り、残りは別の場所に置いて入れ替えます。
  • 箱がぐちゃぐちゃになる: 中で分類されていなくても、決まった箱に入っていれば十分です。仕切りを増やすほど戻らなくなります。
  • 棚をよじ登る: 家具で遊ばせないことが原則です。登れそうな段を作らない、上に興味を引くものを置かない、壁に固定するという3点を同時に行ってください。

よくある質問

絵本棚は何歳から必要ですか?
決まった時期はありません。子どもが自分で本を選んで持ってくるようになったころが、ひとつの目安です。それ以前は、床置きのかごや浅い箱でも十分機能します。最初から大きな家具をそろえるより、今の冊数に合う小さなものから始めて、増えたら足すほうが失敗が少ないです。
表紙が見えるラックと普通の本棚、どちらを買えばいいですか?
字が読めない時期は、表紙が見えるラックのほうが自分で選んで戻しやすくなります。ただし収納冊数は少なめです。冊数が増えてきたら、よく読む本は表紙が見えるラック、それ以外は低い本棚、と役割を分ける方法が現実的です。
カラーボックスを子ども用に使っても大丈夫ですか?
横置きにして高さを下げ、壁に固定し、棚板の耐荷重の表示を確認したうえでなら、使いやすい選択肢です。縦置きのままだと上段に手が届かず、よじ登りの原因にもなります。背板のないものは横方向の力に弱くなりがちなので、乗ったり寄りかかったりしやすい場所では避けたほうが無難です。
賃貸で壁にネジを打てません。どうすればいいですか?
東京消防庁のハンドブックでは、壁や柱にネジ止めできない場合の方法としてポール式器具などが紹介されており、家具の両端の壁側奥にできるだけ奥へ取り付けること、ストッパー式やマット式と併用して家具の上下に対策を取ること、天井に十分な強度があることを確認することが示されています。あわせて、背の低い家具を選ぶ、寝る場所や出入口の近くに置かないといった配置の工夫も有効です。
ふた付きのおもちゃ箱は避けたほうがいいですか?
ふたは指をはさむ原因になりやすく、戻す動作も一手間増えます。子どもが自分で戻すための収納なら、ふたなしをおすすめします。見た目を整えたい場合は、ふたを外して使う、布をかけるなどの方法があります。人が入れる大きさで内側から開けにくいふた付きの箱は、窒息のおそれがあるため子どもの手の届く場所に置かないでください。
収納を買ったのに片づけてくれません
棚の使い方を見直すのが先です。1か所に1種類、量は棚の8割まで、写真ラベル、この3つを満たしているか確認してください。それでも難しい場合は、月齢的にまだ早いこともあります。一緒に片づける段階を続けながら、少しずつ任せる範囲を広げていきましょう。声かけの具体例は、お片づけ習慣の記事にまとめています。
きょうだいで使う場合、収納は分けたほうがいいですか?
上の子の細かいパーツが下の子の誤飲につながる場合は、分けるほうが安全です。上の子のものは下の子の手が届かない高さや別の部屋へ、共用のものは低い位置へ、と高さで分けると管理しやすくなります。上の子には「これは自分だけの場所」と伝わるので、納得も得やすいです。

まとめ

棚選びは、インテリアの好みより先に「この子が今、自分で手を伸ばせるか」で決めると迷いません。高さを合わせ、量を絞り、戻す先を絵で示す。この3つが整っていれば、片づけは驚くほど摩擦が減ります。そして、どのタイプを選んでも壁への固定だけは必ず行ってください。

購入前にチェックすること

  • よく使う段が、子どもの目線から肩の高さに収まるか
  • ふたや仕切りがなく、上から入れるだけで戻せる形か
  • 壁固定用の金具やベルトが付属しているか、天板に金具を留められるか
  • 棚板の耐荷重が表示されているか
  • 角が面取りされているか、指をはさむ隙間がないか
  • 収納ボックスが単体で買い足せるか、寸法を実測して合わせたか
  • 設置予定の場所に、しゃがんで出し入れできる床の余白があるか

収納がひととおり整ったら、次は遊ぶ場所そのものの安全です。室内遊具やマットを検討している場合は、あわせてご覧ください。判断に迷う製品や、住まいに合う固定方法が分からないときは、メーカーの問い合わせ窓口やお住まいの自治体・消防署の防災相談を利用してください。

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