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ベビーベッドの選び方|そもそも必要?標準・ミニ・添い寝タイプの違いと安全基準、レンタルという選択肢

対象の目安: 新生児〜1歳半ごろ

ミナト編集長 / 生活リズム・時短担当
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ベビーベッドの選び方|そもそも必要?標準・ミニ・添い寝タイプの違いと安全基準、レンタルという選択肢

出産準備リストの中で、大きくて場所を取り、価格も安くはなく、いちばん「本当に要る?」と言われるのがベビーベッドです。使う期間は長くても2年ほど。一方で、0〜1歳の睡眠中の事故には公的機関がくり返し注意を呼びかけており、ベビーベッドはその対策として名前が挙がる製品でもあります。この記事では、判断軸、サイズとタイプの違い、2025年12月に始まった表示制度、レンタルと購入、買う前の採寸までを、公的資料とメーカーの公開仕様をもとに整理します。

そもそもベビーベッドは必要か

必要・不要は家庭ごとの条件で決まります。次の5つに「はい」が多いほど用意する価値が高くなります。

判断軸「はい」なら必要度が上がる状況
上の子がいる走り回る、物を投げる、良かれと思って布団をかけてしまう。高さで隔てられる意味は大きい
ペットがいる犬猫が寝床に乗る・毛が舞う。柵と高さで距離を取れる
床のホコリが気になる床置きの布団だと顔の位置が床すれすれになる。住環境しだいで高さを取りたい家庭もある
大人用ベッドで寝かせる予定転落・挟まれ・圧迫のリスクが上がる。公的機関が注意喚起
世話する人の腰おむつ替えや抱き上げが1日10回以上。立ったままできる高さだと腰への負担を軽くしやすい

とくに4つ目は数字がはっきりしています。消費者庁が医療機関ネットワーク事業で集めた報告では、平成27年1月から令和2年9月末までに6歳以下の子どものベッドからの転落事故が計912件あり、うち大人用ベッドからの転落が722件、ベビーベッドからの転落が139件、年齢別では0歳児534件、1歳児160件と大半を占めます。消費者庁は「0〜1歳児は、大人用ベッドに寝かせるのではなく、できるだけベビーベッドに寝かせましょう」と呼びかけています。

消費者庁「0〜1歳児のベッドからの転落事故に御注意ください!」(令和2年11月13日)より。件数は同事業に参画する医療機関からの報告で、全事故数ではありません。

一方で、使わない選択が悪いわけでもありません。「上の子もペットもいない」「部屋が狭く、置くと動線が死ぬ」という家庭では、無理に置いて物置台になっている例もあります。当てはまる判断軸が0〜1個なら、床に敷く寝具を整えるほうが現実的です。

ただし布団で寝る場合も、赤ちゃんを大人と同じ寝床に寝かせるのは別の話です。消費者庁は、寝かしつけのときに添い寝をして意図せず寝込んでしまうことや、同じ寝具で就寝している際に大人の身体の一部で圧迫してしまうことを避けるため、できるだけベビーベッドで寝かせるよう呼びかけています。布団を選ぶ場合も、赤ちゃんは大人とは別の寝床に、硬めで平らな面へあおむけで一人で寝かせてください。

消費者庁「Vol.570就寝時の子どもの窒息事故に注意しましょう。ベビーベッドを利用することで避けられる事故があります。」より。同号は、寝具は硬めのものを使うこと、1歳になるまではあおむけに寝かせることも挙げています。

この不安は出産準備の相談でよく出てきます。

買ったのに使わなかった、という話ばかり聞くので踏み切れません。置き場所も夜中の動線も、実物を見ないと想像がつかなくて…。じゃまになるだけなら布団でいいのかな、とも思います。

第1子妊娠中の保護者

使わずじまいの理由は、置き場所と動線、世話をする人に高さが合わなかった点に集まりがちです。ベッドの良し悪しより、設置条件の見立てで結果が決まる買い物です。

サイズは標準とミニの2系統

売り場の「標準(レギュラー)サイズ」「ミニサイズ」は法令上の規格区分ではなく、市場で定着した呼び分けです。実寸は各社の製品ページで確認しましょう。カトージのハイタイプ「ベビーベッド ハイシート」は内寸が幅120×奥行70cm、同じカトージのミニ「ハイポジション ベビーベッド アーチII」は内寸が幅90×奥行60cm、ファルスカの「ベッドサイドベッド03」は内寸が約幅120×奥行70cmと公開されています。

標準サイズミニサイズ
内寸の目安幅120×奥行70cm前後幅90×奥行60cm前後
置き場所6畳だと生活動線をかなり圧迫する寝室の空きやリビングの一角に収まりやすい
使える期間体格によるが2歳近くまで無理が少ない1歳前後で手狭に感じる子も
マットレス・シーツ選択肢が豊富で買い足しやすい専用サイズ。取扱数が少なく在庫も限られる
移動重く、部屋をまたぐ移動は現実的でない軽量モデルが多く動かしやすい

ミニでいちばん見落とされるのが「専用マットレスとシーツの入手性」です。洗い替えを2〜3枚ほしいのに、同じサイズのシーツが1種類しか売っていないことが起こります。本体を決める前に、継続して買えるかを確認しておくと安心です。

ヒント

迷ったら、置き場所に標準サイズが入るかを先に測ってください。入るなら標準、入らないならミニ、という順番が失敗しにくいです。「小さいほうが無難だろう」でミニを選ぶと、狭さより先にシーツ探しで困ることがあります。

タイプ別の比較

タイプ向いている家庭注意したい点
ハイタイプ(床板上段が高い)立ったまま世話をしたい、大人用ベッドの高さに近づけたい全高が高く圧迫感が出る。つかまり立ち後は床板を下げる前提で見る
ロータイプ天井の低い部屋、上から寝顔を確認したい世話のたびにかがむので腰への負担は大きい
添い寝(横付け)タイプ夜間授乳が多い、同じ高さで寝かせたい隙間を作らない固定が生命線。高さが合うか要確認
折りたたみ・プレイヤード兼用帰省で移動する、使わない時期はしまいたい木製より柵が低め。床板の設定を守る
キャスター付き昼はリビング、夜は寝室と移動したい使用中は必ずロック。段差や敷居は越えにくい
下部収納付きおむつやタオルの定位置を作りたい引き出しや扉のロックを毎回確認する

高さの感覚は、実在の製品の公開仕様を見るのが早道です。カトージのミニ「ハイポジション ベビーベッド アーチII」は床板上段70cm・下段49cmと公開されています。アップリカの「ココネル エアー AB」は新生児(体重2.5kg)〜24か月(体重13kg)が対象で、上段は「新生児〜つかまり立ちできる頃(概ね生後5か月)」、下段は「つかまり立ちできる頃(概ね生後5か月)〜24か月」という使い分けです。切り替えの目安は月齢ではなく、つかまり立ちができるかどうかです。

添い寝タイプは基準がひとつ増えます。大人用マットレス上面の高さに床板を合わせられるか。段差はそのまま隙間になります。段数が多いほど合わせやすく、ファルスカのベッドサイドベッド03は9段階調節です。

注意

日本小児科学会のInjury Alert No.147では、生後5か月児がベッドインベッドごと転覆し、うつ伏せの状態で製品に覆われて窒息した事例が報告されています。同報告は、国内にはベッドインベッドに特化した安全基準が設けられていないことも指摘しています。こうした事例と基準の状況から、クッション状の「ベッドインベッド」はベビーベッドの代わりとして扱わないほうが安全だと、編集部では考えています。

日本小児科学会こどもの生活環境改善委員会「Injury Alert(傷害速報)No.147ベッドインベッドの転覆による窒息」(令和7年5月1日)より。委員会は、寝返り開始期(生後4〜6か月頃)の監視、硬く沈まない床での使用、周囲の寝具と段差を作らないことを挙げています。

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マークの意味(子供PSCマークとSGマーク)

消費生活用製品安全法に「子供用特定製品」という区分が新設され、乳幼児用ベッドは2025年(令和7年)12月25日付けで指定されました。ひし形の子供PSCマークの表示が求められ、マークのない旧製品は2027年3月25日以降は販売できません。指定は乳幼児用ベッド、乳幼児用玩具、ベビーカー、乳幼児用ベッドガードの4製品です。安全基準への適合に加え、対象年齢と使用上の注意事項が表示される点が実用上のポイントです。

経済産業省「乳幼児用ベッドが子供用特定製品に指定されました」「知ってますか?子供PSCマーク」より。ベッドガードは2027年7月7日まで、ベビーカーは2028年7月7日まで移行期間があります。

SGマークは別の、製品安全協会による任意の制度です。乳幼児用ベッドのSG基準は「主として家庭において出生後24月以内の乳幼児の睡眠又は保育に使用することを目的として設計したもの」を対象に、組子の間隔、床板上面から上さんまでの高さ、強度、表示の内容までを定めています。

見落とされがちなのは補償の範囲です。SG基準は「補償制度の対象となるのは乳幼児用ベッド本体だけであり、マットレス、ふとん等が付いている場合は、それらは対象外となる」ことを取扱説明書に明記させています。セット販売の付属マットレスは補償対象外、という理解が正確です。

製品安全協会「乳幼児用ベッドのSG基準(公開用)」より。公開版は寸法や荷重の数値の一部が伏せられているため、本記事では数値を引用していません。

使うときの安全

事故の分かれ目は選んだ後の使い方です。公的機関が共通して挙げるのは次の点です。

  1. 1

    隙間を作らない

    経済産業省は、マットレスや敷布団とベッドの枠との間に隙間ができないようにすること、隙間に挟まれると窒息の危険性があることを挙げています。SG基準も、隙間のないマットレス又は敷布団等を使用すべき旨を製品に表示させています。製品安全協会の資料では、報告された乳幼児用ベッドによる事故41件のうち、隙間による窒息が死亡2件・重大製品事故2件と整理されています。

  2. 2

    マットレスは硬すぎるくらいで

    こども家庭庁は、安全な睡眠環境として身体が沈まない硬めで平坦な布団やマットレスの使用を挙げ、消費者庁も同じ趣旨を呼びかけています。柔らかくて気持ちよさそうなものほど、顔が埋まる方向に働きます。

  3. 3

    枕・掛け布団・ぬいぐるみを入れない

    こども家庭庁は、1歳になるまでは掛け布団を使わずスリーパーや空調で寒さを調整すること、寝床からぬいぐるみやタオルを除くことを挙げています。ベッドの中は「何もない」状態が正解です。

  4. 4

    柵は必ず上げる、収納扉のロックを確認する

    消費者庁は「ベビーベッドは、常に柵を上げて使用し、収納扉がロックされていることを必ず確認しましょう」としています。前枠が開閉式・スライド式のものは、世話が終わったら所定の位置に固定します。

  5. 5

    つかまり立ちが始まったら床板を下げる

    経済産業省は、床板を動かせるベッドではつかまり立ちができるようになったら床板を下げるよう促しています。SG基準も、つかまり立ちができるようになった乳幼児(概ね出生後5月以上)に使う場合は床板を最低の位置にすべき旨を表示させ、足がかりとなる物をベッドの中に入れないことも求めています。

  6. 6

    卒業の目安を決めておく

    SG基準は乳幼児用ベッドを出生後24月以内の乳幼児が使用するものと位置づけています。ただし柵を乗り越えようとし始めた時点が卒業のサインで、24か月という表示は「それまでは安心」という意味ではありません。

注意

乳幼児用ベッドガード(転落を防ぐ柵)は、ベビーベッドとは別物です。経済産業省は、ベッドガードは1歳半以上の子ども向けの製品であり、生後18か月未満の乳幼児には絶対に使わないよう呼びかけています。ベッドガードとマットレスの間に挟まると窒息の危険性があります。

寝かせ方についても、こども家庭庁は乳幼児突然死症候群(SIDS)の発症リスクを低くするポイントとして、1歳になるまではあおむけに寝かせること、母乳育児、周囲でたばこを吸わないことの3つを挙げています。令和6年には55名の乳児がSIDSで亡くなっています。ベビーベッドを使っていても、あおむけで寝かせることは変わりません。

こども家庭庁「赤ちゃんが安全に眠れるように〜1歳未満の赤ちゃんを育てるみなさまへ〜」より。SIDSは予兆や既往歴もないまま乳幼児が死に至る原因のわからない病気で、予防方法は確立していないものの、上の3点で発症リスクを下げられるとされています。うつぶせ寝・あおむけ寝のどちらでも起こりますが、あおむけのほうが発症率は低いとされています。

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レンタルと購入、どう考えるか

ベビーベッドはレンタル市場が成熟したジャンルです。判断は「使う期間」「置き場所」「その後」で整理できます。

購入が向くレンタルが向く
使う期間1年以上使う見込み。第2子の予定もある里帰り中の数か月だけなど短期
置き場所卒業後も分解して保管できる場所がある保管場所がない。使い終わったら引き取ってほしい
費用使用月数で割ると、長く使うほど有利短期なら総額が抑えられる。搬入・組立・回収込みのプランもある
その後譲る、サークルとして使う、売るなどの出口がある出口を考えなくてよい

レンタルで確認したいのは、月額よりも「往復の送料」「組立と回収の扱い」「最低利用期間」「延長時の料金」です。短期のつもりが延長し、購入より高くついたという話もあります。レンタル品も子供PSCマーク・SGマークの有無や、マットレスが新品かリユースかを確かめておくと安心です。

買う前のチェックリスト

本体のスペック以上に、家に入るかどうかで結果が決まります。注文前に測りましょう。

注文前に確認すること

  • 設置予定場所の幅・奥行を実測した(外寸で確認。内寸と混同しない)
  • ベッドの周囲に、世話をする人が立つ幅を確保できる
  • ドアや引き戸の開閉、クローゼットの扉と干渉しない
  • 夜中に通る動線をふさがない(トイレ・キッチンへの経路)
  • エアコンの風が直接当たらない位置にできる
  • 窓際・カーテンのそばを避けられる(ひも・日差し・冷気)
  • 暖房器具やストーブの近くにならない(SG基準の注意事項)
  • 床が水平で平坦、キャスターを使うならロックできる
  • 玄関・廊下・階段の幅を通る(箱のサイズも確認)
  • 組み立てに必要な人数と時間、工具の有無を確認した
  • 対応するマットレス・防水シーツ・フィットシーツが継続して買える
  • 卒業後の保管場所、または譲渡・売却・レンタル返却の見通しがある

メモ

実測したら、床に養生テープで外寸の四角を貼ってみてください。数字では入るのに体感で「通れない」ことが分かります。数分の作業で返品ややり直しの手間を減らせます。

タイプ別に候補を探す

サイズとタイプが重ならないように4系統を挙げます。製品ごとに内寸・対象月齢・床板の段数は異なるので、購入前に必ず商品ページで内寸・対象月齢・子供PSCマークとSGマークの表示を確認してください。

標準サイズの木製ベビーベッド(レギュラー)

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標準サイズの木製ベビーベッド(レギュラー)

内寸が幅120×奥行70cm前後の標準サイズ。置き場所を確保できるなら、まず候補にしたい系統です。マットレスやシーツの選択肢が多く、洗い替えの買い足しで困りにくいのが利点。床板の段数、下部収納の扉ロック、キャスターの有無を見比べて選んでください。

※価格・在庫は変動します。最新の情報は各販売サイトでご確認ください。

ミニサイズのハイタイプベビーベッド

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ミニサイズのハイタイプベビーベッド

内寸が幅90×奥行60cm前後のミニサイズで、床板の位置が高いタイプ。立ったまま世話ができて腰の負担が軽く、置き場所が限られる家庭でも収まりやすいのが利点です。床板の段数と最低位置の高さ、専用マットレスとシーツの入手性を確認しましょう。

※価格・在庫は変動します。最新の情報は各販売サイトでご確認ください。

折りたたみ・プレイヤード兼用ベビーベッド

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折りたたみ・プレイヤード兼用ベビーベッド

使わない時期はたたんでしまえるタイプ。里帰りや帰省で持ち運びたい場合に向きます。床板を下げてベビーサークルとして使える製品もあります。布・メッシュ製は木製より柵が低めなので、対象月齢と床板の設定を説明書どおりに守ってください。

※価格・在庫は変動します。最新の情報は各販売サイトでご確認ください。

添い寝できるベッドサイドベッド

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添い寝できるベッドサイドベッド

大人用ベッドに横付けして、同じ高さで寝かせられるタイプ。夜間授乳が多い時期に動線が短くなります。高さ調節の段数が多いほど大人用マットレスの上面に合わせやすく、隙間を作らずに設置できます。購入前に上面の高さを測り、固定方法を説明書で確認してください。

※価格・在庫は変動します。最新の情報は各販売サイトでご確認ください。

メモ

同じシリーズでもサイズ違い・段数違い・色違いのモデルがあります。先に置き場所と必要な高さを決めてから型番を選ぶと、比較が楽になります。

よくある質問

中古のベビーベッドを買うときは何を確認すればいいですか?
説明書の有無と部品の欠品、リコール情報の3点をまず確認してください。日本小児科学会のInjury Alert No.147では、オークションサイトで購入した製品が使われ、説明書は添付されていたものの詳細が読まれていなかったことが記録されています。加えて、乳幼児用ベッドは2025年12月25日から子供用特定製品になり、子供PSCマークのない旧製品は2027年3月25日以降販売できません。組み立てたあとにネジのゆるみや床板のガタつき、柵のロックが効くかも確かめてください。
きょうだいのお下がりのベビーベッドは使ってよいですか?
本体に破損や欠品がなく、取扱説明書どおりに組み立てられるなら使えます。ただし製品安全協会は、製品は使用しなくても経年劣化を起こすことがあるとして、品目ごとにSGマーク賠償制度の有効期間を定めており、賠償の対象は有効期間内に発生した事故に限られます。保管中に傷んだ木部やネジ、床板の状態を点検し、マットレスやシーツはサイズの合うものに更新して、枠との隙間ができないようにしてください。
賃貸や狭い部屋では、どう置けばいいですか?
先に置き場所を実測し、標準サイズが入らなければミニサイズや折りたたみタイプ、短期ならレンタルに切り替えます。置き場所を決めるときは、夜中に通る動線をふさがないこと、エアコンの風が直接当たらないこと、窓際やカーテンのそば、暖房器具の近くを避けることを優先してください。ベッド本体だけでなく、世話をする人が立つ幅も必要です。
PSCマークとSGマーク、両方必要ですか?
制度が違います。子供PSCマークは消費生活用製品安全法にもとづく国の規制で、乳幼児用ベッドは2025年12月25日から子供用特定製品に指定され、表示のない旧製品は2027年3月25日以降販売できません。SGマークは製品安全協会の任意の制度で、欠陥による人身事故への補償が付きます。新品を買うなら子供PSCマークの表示は前提、SGマークは付いていればより安心、という順で考えてください。
ベッドガードを付ければ大人用ベッドでも大丈夫ですか?
0〜1歳では代わりになりません。経済産業省は、ベッドガードは1歳半以上の子どもの転落を防ぐ製品で、生後18か月未満の乳幼児には絶対に使わないよう呼びかけています。ベッドガードとマットレスの間に挟まると窒息の危険性があります。

まとめ

ベビーベッドは「あると便利な家具」ではなく、条件が揃ったときに効く道具です。上の子・ペット・床のホコリ・大人用ベッド・腰の5つで当てはまるものが多ければ用意し、少なければ床の寝具を整える。そのうえでサイズを決め、置き場所を実測し、マークを確認し、隙間・硬さ・柵・床板の4点を守って使う。使う期間が短いと分かっているなら、レンタルも候補に入れて構いません。

大事なのは、どの手段でも「赤ちゃんが一人で、あおむけで、硬く平らな面の上で、何も置かれていない場所で眠る」状態をつくれるかどうかです。睡眠中の様子や体調に不安があるときは、自己判断せず小児科や自治体の保健センターに相談してください。

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